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介護職の仕事って?内容や給与、魅力・やりがいを介護経営者が解説!

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この記事で解決できる疑問・悩み

1.介護の仕事に興味があるけどどんな仕事内容なの?

2.介護の職場にはどんな種類と特徴があるの?

3.介護職の給与はどのくらい?キャリアプランは?

4.介護の仕事のメリットややりがいってなに?

 

今回は、こんな疑問やお悩みを全て解決していきますね。

 

記事を書いている人

Ke

職業:介護施設経営、経営コンサルタント

経歴:大手証券(営業)→大手不動産(経営企画)→大手転職サービス(部長)→起業(代表取締役)

1,000人以上の面接・採用意思決定を経験し、介護施設を10年経営しています。

"経営者(採用する側)"の視点から、求職者(採用される側)の方を成功に導くお仕事情報をお届けしています。

 

この記事のゴール

1.介護の仕事内容が具体的に分かる

2.介護事業所の種類や特徴が明確になる

3.介護職の給与とキャリアアップの仕方が分かる

4.介護の仕事をするメリットややりがいが分かる

 

「介護」と一言でいっても、仕事内容や事業所の種類、求められるスキルは様々で、全てを理解するには時間がかかります。

 

そこで今回は「介護の基本的な仕事内容」を紹介しながら、「事業所の種類と特徴」を解説していきます。

 

また「介護業界の労働環境」にも触れつつ、「介護職の給与」「キャリアアップの仕方」も紹介します。

 

さらに介護の仕事の「魅力とメリット」「やりがい」についてもお伝えしていきます。

 

この記事を読み終えるときっと、仕事内容が明確になり、活躍の場が多く人に感謝される尊いお仕事だということが分かりますよ。

 

ぜひ興味を持って、素晴らしい介護の世界に飛び込んできてくださいね!

 

それでは、始めましょう!

 

そもそも「介護」って?

 

初めに「介護」ってどんな仕事なのか、簡単に解説しましょう。

 

一言でいうと「老齢や心身の障害などによりお1人で日常生活を送るのが難しい方に対し、身の回りのお世話や相談・援助などの介護サービスを提供する仕事」です。

 

そして、介護施設などで、ご利用者様が生き生きと生活できるよう、日々サービスを提供するのが「介護職(介護士)」ですね。

 

介護の仕事は他にも、「介護福祉士」の資格を持ち指導や現場責任者の役割を担うものや、「ケアマネージャー」の資格を持ち介護サービスの利用を検討している方の相談に応じサポート計画を立てる仕事もあります。

 

では、次から「介護職」の仕事内容について解説していきますね。

 

その前に「介護の仕事は資格なしでもできるの?」と疑問の方は、こちらの記事を読んでください。

 

資格なしでできる業務や資格なしで働くメリット・デメリット働く際の4つのポイントを詳しく解説していますよ。

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介護職の5つの仕事内容

 

介護職には、基本業務となる5つの仕事があります。

 

それは、下記の通りです。

介護職の5つの仕事内容

1.身体介護

2.生活援助

3.メンタルケア

4.介護記録作成

5.美化・環境整備

 

では、順に解説します。

 

1.身体介護

ご利用者様の身体に直接触れて介助をする業務で、介護職の中心的な仕事です。

 

①更衣介助

入浴時や就寝時、外出時などに衣類の着脱や更衣のサポートを行います。

 

②食事介助

盛り付けられた食事をお口に運んだり、食物を詰まらせずに飲み込んだかを確認する業務です。

 

③入浴介助

衣類の着脱、洗身、洗髪、入浴、お身体を拭く清拭など、浴室での入浴に関するサポートを行います。

 

④排泄介助

トイレでの排泄に関するサポートや、おむつ交換などを行います。

 

⑤移動・移乗介助

「立つ」、「座る」、「起きる」といった動作が困難な方に、歩行時の付き添いや車いすの操作による移動のサポート、ベッドから車椅子、車いすからトイレなどの移乗のサポートを行います。

 

2.生活援助

ご利用者様の身体に触れずに行う業務で、身の回りのお世話などが中心です。

 

①掃除

ご利用者様が過ごされる居室など、生活スペースの掃除を行います。

 

②洗濯

ご利用者様の使用済みの衣類を洗う、干す、たたむ、収納します。

 

③食事の準備

ご利用者様の食事の調理、配膳、後片付けを行います。

 

嚥下状態に合わせ柔らかくしたりミキサーでムース状にしたり、嗜好に合わせ味付けを調整するなどの対応が求められますね。

 

④買い物

ご自分で買い物ができない方に代わり、生活必需品などの買い物を行います。

 

3.メンタルケア

ご利用者様の精神の充実を目的とする業務で、認知症への理解など、専門知識も学ぶ必要があります。

 

①コミュニケーション

認知症で意思疎通が難しい方も多いので、ご利用者様に寄り添い慎重に行います。

 

②レクリエーション・イベント

他者との交流や機能訓練を兼ねた多様なレクリエーションや、季節を感じられる外出などのイベントを企画・実施します。

 

4.介護記録作成

「状態」や「提供したサービス」など、ご利用者様の情報を時系列などで記録します。

 

「血圧や体温」、「食事の時間や摂取量」、「排泄の時間」、「様子、状態」など、簡潔で的確に記述する必要がありますね。

 

5.美化・環境整備

「清掃」や「ゴミ出し」、「草刈り」、「庭の剪定」など、施設内外の美化と環境を整えます。

 

施設によっては、専門の清掃作業員が担当するケースもありますね。

 

 

なお、これらの基本業務同様、介護の現場ではご利用者様への「声かけ」がとても重要です。

 

こちらの記事では、声かけが「重要な理由」「意識すべき5つのポイント」、特性や日々のケアの場面に合わせた「適切な声かけの事例」について詳しく解説していますので、参考にしてくださいね。

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介護職の働く場所と特色

 

では、介護職が実際に働く場所(事業所)を見ていきましょう。

 

介護の事業所は多くの種類や形態があり、それぞれ特色が異なります。

 

大きく分けると「入所型」「通所型」「訪問型」、そして通所型と訪問型の「併用型」の4つの種類がありますね。

 

「入所型」は、ご利用者様がそこに居住しながら利用するサービスです。

 

主に「特別養護老人ホーム」、「介護老人保健施設」などがあります。

 

「通所型」は、ご利用者様が自宅で生活しながら施設に通って利用するサービスです。

 

主に「デイサービス」や「デイケア」、「ショートステイ」などがあります。

 

「訪問型」は、ご利用者様のご自宅を訪問し、日常生活の支援をするサービスです。

 

主に「訪問介護」があります。

 

「併用型」は、訪問による自宅での利用や通所による日帰り利用、短期的な泊まり利用を全て提供するサービスです。

 

「小規模多機能型居宅介護」が該当しますね。

 

では、それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

「入所型サービス」

 

1.特別養護老人ホーム

「特養」とも呼ばれ、長期的な居住を目的とする施設ですね。

 

主に要介護3以上の方が入所し、低所得でも入所しやすいのが特徴です。

 

寝たきりの方も多いため、身体介護を中心に体力が必要なほか、意思疎通が困難な方も多く精神的なケアも求められます。

 

その分、高い技術が身につくので、やりがいがありスキルアップできる職場といえますね。

 

2.介護老人保健施設

「老健」とも呼ばれ、病院を退院した方が自宅に戻る前にリハビリを行う施設です。

 

日常生活のサポートをしつつ、リハビリや通院時の同行などが主な業務ですね。

 

入所期間が3~6カ月程度の方が多いため入れ替わりが激しく、また様々な症状や状態の方が混在しているため、1人1人に合わせた対応力が求められます。

 

また、介護職や看護師以外にも、理学療法士や作業療法士といったリハビリの専門職など、様々な職種と連携が必要なので、チームプレーが得意な方に向いている職場といえますね。

 

3.有料老人ホーム

特養と異なり、主に民間企業が運営する施設です。

 

民間らしい自由な発想で、特色あるサービスを行う施設が多いですよね。

 

温泉付きや高級ホテルのような施設もあり、価格も比較的高額なので「質」や「居住性」を重視する高所得の方が中心ですね。

 

自立度の高い方もいるため、レクリエーションやイベントに力を入れる施設も多く、身体介助以外のサービス力も求められます。

 

4.グループホーム

認知症と診断された方が共同生活を行うための施設です。

 

利用定員が5~9名程度と少人数なのが最大の特徴ですね。

 

食事や排泄、入浴介助のほか、炊事や洗濯、掃除などを分担しながら自立した生活を送れるようサポートするのが主な業務です。

 

また、認知症特有の症状への理解や精神面のケアといった専門性のほか、行動観察力や気配りなども求められますね。

 

1人1人のご利用者様との距離が近いため、密な関りを持ってサービスをしたい方に向いていますよ。

 

5.サービス付き高齢者向け住宅

サ高住」とも呼ばれ、比較的介護度が低い方向けの賃貸住宅です。

 

「生活相談員」と呼ばれるスタッフが常駐し、見回りや安否確認、買い物の代行などの生活支援サービスを提供するのが主な業務ですね。

 

基本的に介護サービスは行われないため、介護が必要な場合は、訪問介護など外部の介護サービスを利用しなければなりません。

 

身体介助などの業務がないため、体力面に不安がある方にとっては働きやすい職場でしょう。

 

「通所型」サービス

 

6.デイサービス・デイケア

デイサービスは、ご利用者様がご自宅から日帰りで通う施設で、基本的に朝と夕方に送迎を行います。

 

デイケアは、リハビリが中心で、半日型のフィットネスクラブのような施設もあります。

 

生きがいや楽しみ作りを目的とした元気な方が多く、食事や入浴、排泄といった介助以外にレクリエーションやイベントなど、楽しんでいただけるような工夫が求められますね。

 

夜勤がなく生活リズムが崩れにくいため、子育てと両立したい方などプライベートの時間も重視する方に適した職場といえます。

 

7.ショートステイ

数日から2週間程度の宿泊を目的とする施設です。

 

同居するご家族が家を空けなければならない時や、病気で介護ができないときなど、短期間のみの利用に適したサービスですね。

 

普段は自宅で過ごしていることから比較的元気な方が多く、身体介助や生活援助以外にもコミュニケーションやイベント実施による関りも求められます。

 

毎日異なるご利用者様と接することが多いので、人と話すことが好きな方にとっては楽しく働ける職場でしょう。

 

「訪問型」サービス

 

8.訪問介護

訪問介護員が直接ご利用者様の自宅に訪問しサービスをすることが、他のサービスと大きく異なる特徴ですね。

 

提供するサービスは、排泄やオムツ交換、入浴などの身体介助と、料理や洗濯、買い物などの生活援助の2つに分かれます。

 

介護度の低い方が多いため負担は比較的軽く、家事といった業務も多いので、主婦や女性のスタッフが多いですね。

 

基本的に1人で行う業務のため、個人の裁量である程度自由に働きたい方に適した職場といえるでしょう。

 

なお、訪問介護員として働くには、介護職員初任者研修以上の資格が必要ですよ。

 

「併用型」サービス

 

9.小規模多機能型居宅介護

施設への「通い」を中心に「短期間の宿泊」、自宅への「訪問」サービスといった3つの機能を兼ね備えた施設です。

 

小規模でアットホームな施設が多く、また複数のサービスを同じ事業所で行うため、ご利用者様と顔なじみになりやすく、密な関りが求められますね。

 

ご利用者様ができる限り住み慣れた自宅や地域で自立した生活を送れるようサポートするのが、小規模多機能型居宅介護の目的です。

 

そのため、個々のご利用者様の価値観や生活スタイルを深く理解する必要があり、お1人お1人とじっくりと向き合ってサポートしたい方に向いているといえますね。

 

介護業界の労働環境

 

ここからは、介護業界の現在の労働環境について解説します。

 

キーワードは「人手不足」「超売り手市場」「待遇改善」です。

 

では、1つずつ見ていきましょう。

 

1.慢性的に人手不足の超売り手市場

介護業界は慢性的な人手不足で、求職者にとって圧倒的に有利な状態ですね。

 

公益財団法人 介護労働安定センターが行った、介護員の不足感についての調査結果を見てみましょう。

 

出典:厚生労働省 『介護分野の現状等について』2019年

 

介護業界の人材不足感が年々強くなっていますね。

 

次に、介護分野の有効求人倍率を見ていきましょう。

 

出典:厚生労働省 『介護分野の現状等について』2019年

 

有効求人倍率は、求職者1人に対して求人が何件あるかを示す指標です。

 

「就職のしやすさ」の目安になる指標ですね。

 

介護業界は全産業を常に上回っていて、特に2014年頃からはその差は一層拡大しています。

 

「採用したい」という企業が「働きたい」という求職者よりはるかに多い「超売り手市場」であることが分かりますよね。

 

以上から、介護業界では長年人材不足が続いていて、今後も継続しそうなことが分かったでしょう。

 

また「求人数が多く、採用されやすい」ということも理解できましたね。

 

2.待遇改善に取り組み中

政府は「介護職員処遇改善加算」という取り組みを推進し、待遇改善を図っています。

 

介護職の給与や研修制度を充実させている事業者を、経済的に優遇する制度で、介護従事者を増やすのが目的ですね。

 

深刻な人材不足の改善のため2015年4月から一層支援が手厚くなり、介護職の給与が実際に上昇しています。

 

その結果、少しづつですが介護職の数が増加傾向にあるんですよ。

 

また、2020年時点で28.7%の日本の高齢化率は、2045年には36.5%になると試算されています(総務省調べ)。

 

よって、今後も介護は長期にわたってニーズがあり続けることは間違いありません。

 

従って、介護職への転職は、長い目で見ても大きなチャンスと断言します。

 

介護職の給与とキャリアプラン

 

介護職はどのくらいの給与をもらえるか、気になりますよね。

 

また、どのようにキャリアアップしていくのでしょうか?

 

ここでは、この2つを解説します。

 

1.介護職の平均給与

訪問介護員を除く介護員(正規・非正規含む)の平均月収は、約25.9万円との結果が出ています(厚生労働省調べ)。

 

そのうち、特別養護老人ホームや介護老人保健施設といった入所型サービスが、通所型サービスなどより5万円前後高い傾向にありますね。

 

それは、入所型サービスの方がより高い技術や専門性、ストレス耐性などが求められるからでしょう。

 

2.未経験者の初任給

上記の平均月収は全介護職の平均額なので、未経験者の初任給は3~5万円程度少ないと考えるのが妥当です。

 

そうすると、未経験者の初年度の月収は18万円~22万円程度、年収は、220万円~280万円程度の間となるでしょう。

 

なお、首都圏と地方では格差があることも覚えておいてくださいね。

 

数字だけを見ると、少ないと思われるかもしれません。

でも、資格を取得することで収入をアップさせることができます。

 

次の項で、具体的に説明しますね。

 

3.有資格者の平均給与

初めに「無資格者」と、介護の上位資格である「介護福祉士」の月額給与の差を見てみましょう。

 

無資格者の月額給与 26.1万円
介護福祉士の月額給与  31.3万円

出典:厚生労働省 『平成30年度 介護従事者処遇状況等調査結果

 

次に、事業所の形態別の月額給与を見てみましょう。

 

なお、無資格者の月額給与は、未経験者だけでなく経験者の数値も反映されているので留意してください。

 

事業所の形態 無資格者の月額給与 介護福祉士の月額給与
特別養護老人ホーム 28.8万円 34.2万円
介護老人保健施設 26.9万円 32.6万円
デイサービス 23.2万円 26.5万円
グループホーム 24.5万円 29.1万円
全体平均 26.1万円 31.3万円

出典:厚生労働省 『平成30年度 介護従事者処遇状況等調査結果

 

これらから、未経験で「18~22万円」、無資格の経験者で「26.1万円」、介護福祉士で「31.3万円」といった月給アップが期待できるといえますね。

 

未経験から経験を積む過程で5万円、そして介護福祉士になればさらに5万円のアップといったイメージです。

 

なお、これらは2018年度の調査で、数年前の数値です。

 

前述の通り、介護業界では人材確保のため給与水準も年々上昇傾向です。

 

実際に私の施設でも現在は、開所した10年前に比べ給与は4~5万円上昇しています。

 

つまり、上記の数値以上の給与が期待できると考えて良いでしょう。

 

なお、介護職のキャリアアップについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事がお勧めです。

 

これを読めば、その仕組みや必要な経験・資格、給与の増加イメージが具体的になりますよ!

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介護の仕事の5つのメリット

 

ここまで読んできて、徐々に介護の仕事に魅力を感じ始めたのではないでしょうか?

 

ではここからは、介護の仕事の魅力とメリットについて解説しますね。

 

それは、こちらの5つです。

5つの魅力とメリット

1.年齢や性別関係なく活躍できる

2.キャリアアップの道筋が明確

3.過去の経験やスキルを発揮できる

4.景気の影響を受けず安定して働ける

5.家族の介護に役立てられる

 

では、順に解説します。

 

1.年齢や性別関係なく活躍できる

年齢や性別の格差なく働け活躍できるのが、介護業界の大きな特長です。

 

介護業界で働く人の年代は、40代をピークに20代から60代まで幅広く分布しています(厚生労働省調べ)。

 

ちなみに私の施設は、70代でもバリバリ働いてくれているスタッフもたくさんいますよ。

 

他業界では定年退職を迎えた後でも、介護業界では働き続けることができるんですね。

 

2.キャリアアップの道筋が明確

キャリアアップの道筋が明確なのも、メリットの1つです。

 

通常は、無資格からスタートして入門資格を取得し、上位資格になるにつれ昇進・昇給します。

 

そして、自分が進むべき道も「現場」のみに限らず「相談業務」、「管理・運営」など、多くの選択肢があるのも魅力ですね。

 

さらに、介護業界では年齢や性別関係なく、経験や資格をもとに誰でも平等にキャリアアップできるんですよ。

 

3.過去の経験やスキルを発揮できる

介護以外の過去の職歴や経験、スキルを発揮できることもメリットですね。

 

例えば営業経験はコミュニケーションに、企画経験はイベント計画の立案に、主婦経験は調理などの家事にといったように、介護現場ではあらゆる経験を発揮できます。

 

また、介護経験者や有資格者の方であれば、入社時の給与に過去の経験や保有資格が勘案されます。

 

そして、その経験やスキル、資格は退職後も残り、ブランクを経て再就職する時でも必ず有利になりますよ。

 

4.景気の影響を受けず安定して働ける

介護は、景気の波に左右されず安定した給与で長く働ける業界です。

 

2020年時点で28.7%の日本の高齢化率は、2045年には36.5%になると試算されています(総務省調べ)。

 

つまり、介護は今後も長期的に強いニーズがあり続けるため、不安定とは無縁といえますね。

 

5.家族の介護に役立てられる

介護の現場での経験は、そのまま実生活でも役立ちます。

 

将来、家族に介護が必要になった時、介護の知識や経験があれば最適なサポートを実現できるでしょう。

 

仕事を通して得たことを私生活でも活かせるなんて、とても貴重なことですよね。

 

介護の仕事の3つのやりがい

 

介護の仕事の魅力やメリットが分かった後は、やりがいについて紹介しますね。

 

主に、こちらの3つがあります。

 

3つのやりがい

1.人の役に立ち感謝される

2.ご利用者様の目標実現に関われる

3.優しさや寛大な心に触れられる

 

では、順に見ていきましょう。

 

1.人の役に立ち感謝される

高齢者様に寄り添い支援する介護職は、人の役に立ち毎日「ありがとう」と感謝されます。

 

高齢の方々が安全で快適な生活を送れるよう、最も身近でサポートするのが介護職。

 

そのサポートの都度、直接「ありがとう」の言葉をいただくと、大きなやりがいを感じますよね。

 

2.ご利用者様の目標実現に関われる

ご利用者様の生活の質の向上に関われることもやりがいの1つです。

 

介護の大きな目的の1つに、持っている能力に応じ自分らしく生活できるようサポートする「自立支援」があります。

 

介護職は、日々の仕事を通してご利用者様の「自立支援」という目標の達成に深く関わります。

 

自分のサポートで目標を達成したときに喜びを共有し合えることは、大きなやりがいになりますよね。

 

3.優しさや寛大な心に触れられる

高齢者様の優しく広い心に触れることは、やりがいにつながります。

 

震災や戦争を乗り越えた後、結婚や出産、子育て、仕事、金銭問題、家族との離別、老いや病気など、様々な苦労を経験してきた高齢者様。

 

その過程で、小さなことは気にせず受け入れる寛大さと人への優しさを培ってきました。

 

大先輩たちから日々たくさん学び、寛大な心と優しさに触れることは働くための大きなモチベーションになりますよね。

 

なお、介護の仕事の「魅力・メリット」、「やりがい」をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事がお勧めです。

 

あえてデメリットも紹介しているので、介護の仕事を始めるか迷っている方は参考になりますよ!

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まとめ

 

では、最後に改めて内容を振り返りましょう。

 

今回解決した悩み・疑問は以下の4つでした。

1.介護の仕事に興味があるけどどんな仕事内容なの?

2.介護の職場にはどんな種類と特徴があるの?

3.介護職の給与はどのくらい?キャリアプランは?

4.介護の仕事のメリットややりがいってなに?

 

介護の基本業務は5つあることが分かりましたね。

 

また、働く場所(事業所)はたくさんあり、それぞれ仕事内容や求められるスキルに違いがあることも分かったことでしょう。

 

そして、介護業界は「超売り手市場」で、転職の絶好のチャンスであることも解説しました。

 

さらに、キャリアアップが明確で昇給が見込めることや、介護の仕事のメリットややりがいについても明確になったことと思います。

 

専門性が高いイメージのある介護職ですが、最初はだれでも未経験です。

 

実は、介護業界は未経験者を大歓迎しているんですよ。

 

この記事をきっかけに、介護の仕事に関心を抱き、この素晴らしい介護の世界を志す方が増えてくれると幸せです。

 

 

なお、未経験で介護の仕事を始めるのに「不安」が多いという方は、こちらの記事を読んでください。

 

未経験・無資格の方が「不安」に思うこと「知りたいことを9つに分け、1つ1つ詳しく解決していますよ。

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また、介護現場には決して使ってはいけない言葉が10種類あります。

具体的に学びたい方は、こちらの記事を読んでください。

 

読み終えると、使ってはいけない言葉正しい言葉遣いについて知識が深まりますよ!

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そして、女性なら「介護職ってネイルしてもO.K.なの?」と疑問に思う方もいるでしょう。

その場合は、こちらの記事が参考になりますよ。

 

読み終えると、その答えと理由が分かり、おしゃれをする時のルールやおしゃれ法などが分かりますよ!

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では、今回はここまでです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

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