介護の転職 介護業界に転職したい

介護経営者が解決!未経験・無資格で介護に転職する時の9つの不安

未経験無資格での転職への不安 アイキャッチ画像

この記事で解決できる疑問・悩み

1.介護の仕事は未経験でもできるの?

2.介護サービスの種類と仕事内容を知りたい

3.未経験の初任給は? どうキャリアアップできるの?

4.未経験から介護に転職する時、気をつけるのはどんなこと?

 

こんな疑問や悩みを抱えていませんか?

今回の記事で、このすべてを解決します。

 

記事を書いている人

Ke

職業:介護施設経営、経営コンサルタント

経歴:大手証券(営業)→大手不動産(経営企画)→大手転職サービス(部長)→起業(代表取締役)

1,000人以上の面接・採用意思決定を経験し、介護施設を10年経営しています。

"経営者(採用する側)"の視点から、求職者(採用される側)の方を成功に導くお仕事情報をお届けしています。

 

この記事のゴール

1.介護の仕事は未経験・無資格でも引く手数多なことが分かる

2.介護サービスの種類と特徴、仕事内容が分かる

3.待遇や、資格を取ってキャリアアップできることが分かる

4.何をポイントに転職活動をすれば良いかが分かる

 

今回は「未経験・無資格でも介護の仕事はできるのか?」について詳しく解説していきます。

 

結論からいうと、無資格・未経験でも介護業界では引き合いは強く、40代以上の方でも転職に成功します。

 

なぜなら、実際に私自身、年齢・性別問わず、50代以上の未経験・未資格の方も数多く採用してきたからです。

 

あなたが抱く「不安」や「知りたいこと」を9つに分けて、1つ1つ解決していきます。

 

長文になりますが、ぜひ最後まで読んでいただき、自身と希望を持って介護業界に飛び込んできてください!

 

目次

不安・疑問1.介護業界の労働の実態はどうなっているの?

 

「給与が安そう」、「キツそう」、「離職率が高そう」、「希望者が少なそう」。

介護業界にこんなイメージを抱く方は多いことでしょう。

 

実は私も、介護施設を立ち上げる前は、まさにこう思っていました。

 

でも、以前はそうでしたが、現在は政府が主導して、介護員の待遇や労働環境の改善を図っています。

 

介護員がいなければ、増え続ける高齢者の命を支えることはできません。

 

そのため「介護現場で働きたい」と希望する人を増やすべく、国と企業が協同し魅力ある業界にしようと必死に頑張っています。

 

こんな背景から、介護業界は年々働きやすくなることが期待できます。

 

1.介護業界の労働者推移

始めに、介護業界で働く人の推移を見ていきましょう。

 

出典:厚生労働省 『介護分野の現状等について』2019年

 

少しデータは古いですが、2000年の介護保険制度スタート時からの16年間で、約3.3倍に増えています。

 

高齢者数の増加に伴って介護サービス事業所も増え、介護員の数も増えていることが理由の1つです。

 

また、国の施策に応じた賃金の改善などにより、魅力が高まり志望者が増えたことも言えますね。

 

この、労働環境改善の取り組みは今後も継続されるため、長期的に介護員の数は右肩上がりで増え続けると予想できます。

 

2.介護業界の離職率

次に、産業別の離職率を見てみましょう。

 

出典:厚生労働省 『2019 年雇用動向調査結果の概況

 

全産業の平均離職率15.6%に対し、介護業界は平均以下の数値です。

 

もちろん、もっと低い業種もありますが、一般的なサービス業などと比較しても、意外にも低いことが分かります。

 

かつては「3K」と言われ敬遠されがちだった介護業界も、政府や各企業の努力により、どんどん魅力的になっているのです。

 

3.介護労働者の年代別割合

次に、介護業界で働く人の年代別の割合を見てみましょう。

 

出典:厚生労働省 『介護分野の現状等について』2019年

 

30代から大きく増え40代がピークですが、50代以上のベテランの方も多く在籍していることが分かります。

 

介護業界は人手不足もあり、40代以上の無資格・未経験の方でも入りやすいことが見て取れますね。

 

4.介護業界の平均有効求人倍率

最後に、介護分野の有効求人倍率を紹介します。

 

出典:厚生労働省 『介護分野の現状等について』2019年

 

有効求人倍率とは、求職者1人に対して求人が何件あるかを示す数値です。

就職のしやすさ」の目安になる指標なんですね。

 

2005年から2018年まで、介護業界は全産業を常に上回っていて、特に2014年頃からはその差は拡大し続けています。

 

介護業界は慢性的な人手不足のため、この傾向は今後も続いていくと考えられます。

 

だからこそ、介護業界に転職するのは、多くの求人の中から自分に合った事業所を選べる大きなチャンスだということを、理解しておきましょう。

 

不安・疑問2.介護サービスにはどんな種類があるの?

 

介護の事業所は多くの種類や形態があり、それぞれ特徴が異なります。

 

大きく分けると「居宅サービス」「施設サービス」「地域密着型サービス」の3つの種類があります。

 

「施設サービス」は、ご利用者様がそこに居住しながら利用するサービスです。

 

主に「特別養護老人ホーム」、「介護老人保健施設」、「有料老人ホーム」などがあります。

 

「居宅サービス」は、ご利用者様が自宅で生活しながら利用するサービスです。

 

主に、訪問介護員がご利用者様の自宅を訪問する「訪問介護」や、ご利用者様が施設に出向いて介護を受ける「デイサービス」や「ショートステイ」などがあります。

 

「地域密着型サービス」は、ご利用者様が普段生活している住み慣れた地域で自立した生活を送れるよう支援するサービスです。

 

主に「小規模多機能型居宅介護」、「グループホーム」などがあります。

 

では、それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

施設サービス

1.特別養護老人ホーム

「特養」とも呼ばれ、医療法人や社会福祉法人といった公共性の高い団体などが運営する施設です。

 

主に要介護3以上の方が入所し、低所得でも入所しやすいという特徴があります。

 

要介護3以上の方は、移動や排泄といった動作を自分でするのが難しく、自宅で生活できない方が大半です。

 

寝たきりの方も多いため、身体介護を中心に体力が必要な上、意思疎通も困難な方も多く精神的なケアも重要です。

 

その分、高い技術が求められるため、非常にやりがいがありスキルアップできる職場といえますね。

 

2.介護老人保健施設

「老健」とも呼ばれ、病院を退院したものの自宅に帰るには危険が伴う方が、リハビリを目的に入所する施設です。

 

自宅に帰ることを前提に、リハビリをしつつ医療的なケアを受けられることが大きな特徴です。

 

入所期間が3~6カ月程度と短期間の方が多いため入所者の入れ替わりが激しく、また様々な症状や状態の方が混在しているため、1人1人に合わせた対応力が求められます。

 

3.有料老人ホーム

特養と異なり、民間企業が主に運営する施設です。

 

民間らしい自由な発想で、特色あるサービスを行う施設が多いのが特徴です。

 

温泉付きや高級ホテルのような施設もあり、価格も比較的高額なことから「質」や「居住性」を重視する相応の所得のある方が中心ですね。

 

自立度の高い方もいるため、レクリエーションやイベントに力を入れる施設も多く、身体介助以外のサービス力も求められます。

 

 

居宅サービス

4.デイサービス・デイケア

デイサービスは、ご利用者様がご自宅から日帰りで通う施設で、基本的に朝と夕方に送迎を行います。

 

一部には、お泊り利用も可能な施設もあります。

 

デイケアは、リハビリが中心で、半日型のフィットネスクラブのような施設もあります。

 

生きがいや楽しみ作りを目的とした元気な方が多く、食事や入浴、排泄といった介助以外にレクリエーションやイベントなど、楽しんでいただけるような工夫が求められます。

 

5.ショートステイ

「短期入所生活介護」とも呼ばれます。

 

ご利用者様を数日から2週間程度お預かりし介護サービスを提供します。

 

同居するご家族が家を空けなければならない時や、病気で介護ができないときなど、短期間のみの利用に適したサービスです。

 

普段は自宅で過ごしていることから比較的元気な方が多く、身体介助以外のコミュニケーションといった関りも求められます。

 

6.訪問介護

訪問介護員が直接、ご利用者様の自宅に訪問しサービスをすることが、他のサービスと大きく異なる特徴です。

 

ご利用者様がご自宅でできるだけ自立した生活が送れるよう支援することが目的です。

 

提供するサービスは、排泄やオムツ交換、入浴といった身体介助と、料理や洗濯、買い物といった生活援助の2つに分かれます。

 

介護度の低い方が多いため、身体介助の負担はそれほど大きくはなく、家事といった業務も多いことから、主婦や女性のスタッフの方が多いですね。

 

地域密着型サービス

7.小規模多機能型居宅介護

施設への「通い」を中心に、「短期間の宿泊」、ご利用者様の自宅への「訪問」サービスといった3つの機能を兼ね備えた施設です。

 

小規模でアットホームな施設が多く、また複数のサービスを同じ事業所で行うため、ご利用者様と顔なじみになりやすく、密な関りが求められます。

 

8.グループホーム

認知症状を抱えた方が共同生活を行うための施設です。

 

5名~9名程度の少人数制となっており、炊事や洗濯、掃除などを分担しながら自立した生活を送っていくためのサポートをするのが主な業務です。

 

また、認知症特有の様々な症状への理解や精神面のケアといった専門性に加えて、行動観察力や気配りなどが求められます。

 

不安・疑問3.介護の仕事内容はどんなの?

 

介護の仕事は「ケアを必要とする高齢者様が、安心で安全に暮らせるサポートをする」ものだということは、恐らくイメージできるでしょう。

 

その仕事内容は、大きく5つに分けられます。

 

1.身体介護

「更衣」、「食事」、「入浴」、「排泄」、「移動などの動作」等、ご利用者様の身体に直接触れて介助をする業務で、介護員の中心的な仕事ですね。

 

単に体力を使うだけでなく、個々人の体調や体力、精神状態に合わせて無理なく行わなければならず、気配りや慎重さが求められます。

 

2.生活援助

「部屋の掃除」、「洗濯」、「調理」、「食事の準備」、「買い物」など、ご利用者様の身体に触れずに行う業務ですね。

 

ご利用者様が快適な日常生活を送るために、必要な支援をすることが目的です。

 

3.メンタルケア

「コミュニケーション」、「レクリエーションやイベント実施」、「交流促進」など、ご利用者様の精神の充実を目的とする業務ですね。

 

認知症で意思疎通が難しい方も多く、ご利用者様に寄り添った慎重なコミュニケーションが欠かせません。

 

認知症への理解など、専門知識も学ぶ必要があります。

 

4.介護記録作成

「状態」や「提供したサービス」など、ご利用者様の情報を時系列などで記録する業務で、介護保険法で義務付けられています。

 

「血圧や体温」、「食事の時間や摂取量」、「排泄の時間」、「レクリエーション参加の有無」、「様子、状態」など、後から誰が読んでも理解できるよう簡潔で的確に記述することが求められます。

 

5.美化・環境整備

「施設内外の清掃」や「ゴミ出し」、「草刈りや庭の剪定」といった、施設内外の美化と環境を整える業務ですね。

 

ご利用者様とスタッフ、皆が毎日心地よく過ごせることを目的に、施設によっては専門の清掃作業員が担当するケースもあります。

 

6.介護員の労働時間と休日

労働時間や休日は、事業所の形態によって異なりますね。

 

宿泊を伴う施設(入所型)と日帰りの施設(通所型)に分けて、一例を紹介します。

 

入所型施設(特養、老健など)

①早番 7:00~16:00

②日勤 9:00~18:00

③遅番 11:00~20:00

④夜勤 16:00~翌9:00

 

通所型施設(デイサービスなど)

①早番 8:00~17:00

②日勤 8:30~17:30

③遅番 9:00~18:00

 

入所型施設は、24時間365日稼働しているので、どうしても勤務シフトは不規則になります。

 

正社員希望の場合、夜勤ができないと採用されないケースもあるため、未経験で自信がない方や苦手な方は通所型サービスを志望先にすると良いですね。

 

休日は、シフト制による4週8休が中心で、事前に翌月の休日希望を申請できる施設が多いです。

 

日曜定休のデイサービスなどは「日曜+他1日」など固定曜日の休日を取れますが、全ての休日の曜日が完全固定といったケースは稀といえます。

 

不安・疑問4.未経験・無資格でも介護の仕事はできるの?

 

1.未経験・無資格でも引き合いは強い

結論からいうと、未経験・無資格でも引き合いは強く、有料老人ホームやデイサービスなどを中心に多くの求人が出ています。

 

実際に私の施設でも、これまで多くの未経験者・無資格者を採用してきました。

 

もちろん、経験や資格は技術や専門知識を習得していると見なされ、重要な業務を信頼して任せてもらえるでしょう。

 

大型施設では、経験と資格が必須の事業所も多いです。

 

でも、誰しも始めは未経験です。

経験や資格は大切ですが、それ以上に大事なのは「介護をやりたいという情熱」です。

 

情熱があれば、知識や技術の習得に努力するし、キャリアアップのために資格を取ろうと主体的に行動します。

 

「将来的に貢献できる」ことを事業所に伝えられれば、採用されると私は確信しています。

 

2.介護業界は慢性的な人材不足

では、未経験・無資格でも引き合いが強い理由を見ていきましょう。

 

以下は、公益財団法人 介護労働安定センターが行っている、介護員の不足感についての事業所調査結果の推移です。

 

 

出典:厚生労働省 『介護分野の現状等について』2019年

 

訪問介護員の人材不足が顕著ですが、介護業界全体が人材不足を感じており、この傾向は年々強くなっていることが見て取れます。

 

経験・資格のある方しか採用しない事業所ももちろん多々あります。

しかし、そのような人材はどの事業所も奪い合いが続いています。

 

そのため、未経験・無資格の方の採用ニーズは、一層高まってくるでしょう。

介護業界への転職は、長期的に見て大きなチャンスと断言します。

 

不安・疑問5.未経験の場合、給料はどのくらいになるの?


1.介護員の平均給与

厚生労働省の調査によると、訪問介護員を除く介護員(正規・非正規含む)の平均月収は、約25.9万円との結果が出ています。

 

中でも、特別養護老人ホームや介護老人保健施設といった施設サービスの方が、デイサービスやグループホームなどより5万円前後高い傾向にあります。

 

それは、施設サービスの方がより高い技術や専門性、ストレス耐性などが求められことが関係しています。

 

2.未経験者の初任給

5-1.の結果は、全ての介護員の平均額ですので、未経験者の初任給は上記から3~5万円程度少ないと考えるのが妥当です。

 

そうすると、無資格・未経験者の初年度の月収は18万円~22万円程度、年収は、220万円~280万円程度の間と考えるのが良いですね。

 

また、首都圏と地方でも差があることも覚えておきましょう。

 

数字だけを見ると、少ないと思われるかもしれません。

でも、資格を取得することで収入をアップさせることができます。

 

この後、具体的に紹介していきます。

 

不安・疑問6.資格を取ったらキャリアアップできるの?

介護業界には様々な資格があります。

難易度によりランクがあり、ランクが上がるほど給与も上昇するといえます。

 

では、1つ1つ見ていきましょう。

 

1.介護関連の主な資格

 

①介護職員初任者研修

未経験で介護の仕事をする上で最初に取得したい資格で、介護の基礎知識や技術があることを証明できる入門資格です。

早ければ、最短1か月程度で取得できますよ。


介護サービスの中には、訪問介護のように資格がないと身体介護を行えないものもあるため、業務の幅を広げるためにも取っておきたいですね。

 

②介護福祉士実務者研修

介護職員初任者研修の上位資格です。

この資格を取得することで、介護施設のサービス提供責任者として働くことができるほか、医療的ケアやたん吸引といった実務的なスキルを習得でき、活躍の場が一層広がりますね。


なお、この後に解説する介護福祉士を取得するためには、この資格の取得が必須となります。

 

③介護福祉士

介護の資格の中で唯一の国家資格です。

介護職のキャリアにおける上位の資格なので、難易度は高めですね。

資格取得には、介護現場での3年以上の実務経験 → 実務者研修終了 → 国家試験合格のステップがあり、無資格や未経験ではすぐにチャレンジはできません。

しかし、こちらを取得することで、介護現場のリーダーとして活躍することができ、昇進や昇給、さらなるキャリアアップに確実に有利になります。

 

④生活相談員

生活相談員は、事業所を利用したい高齢者様やご家族の相談に乗ったり、利用手続きや調整といった窓口のような役割を果たします。

また、ご利用者様毎に利用計画を立て、その実行のためにケアマネージャーや他事業所、医療機関との調整をしたり苦情処理をしたりと、多くの責任が求められますね。


生活相談員になるためには、社会福祉士、精神保健福祉士といった国家資格か、社会福祉主事任用資格の取得が条件となっています。

 

⑤介護支援専門員(ケアマネージャー)

「ケアマネ」とも呼ばれ、介護保険制度に基づき、介護が必要な方の心身状態や生活環境などに応じて、適切な介護サービスを利用できるようにするケアプランを作成します。

「介護のコーディネーター」として、多くの介護サービスの中から各ご利用者様に最適な介護サービスを選択し、提案・実行していくといった高い専門性が求められますね。


なお、ケアマネージャーになるには、5年以上の介護の実務経験に加え、介護福祉士などの介護関連の資格を取得していることが条件です。

 

2.有資格者の平均給与

当然ながら、無資格者と有資格者では給与にそれなりの差があります。

 

まず、介護業界全体の「無資格者」と「介護福祉士」の月額給与には、どのくらいの差があるのか見ていきます。

 

無資格者の月額給与 26.1万円
介護福祉士の月額給与  31.3万円

出典:厚生労働省 『平成30年度 介護従事者処遇状況等調査結果

 

次に、主な事業所の形態別の月額給与を見てみましょう。

 

なお、無資格者の月額給与は、未経験者のみではなく経験者の数値も反映されていることに注意してください。

 

事業所の形態 無資格者の月額給与 介護福祉士の月額給与
特別養護老人ホーム 28.8万円 34.2万円
介護老人保健施設 26.9万円 32.6万円
デイサービス 23.2万円 26.5万円
グループホーム 24.5万円 29.1万円
全体平均 26.1万円 31.3万円

出典:厚生労働省 『平成30年度 介護従事者処遇状況等調査結果

 

5-1.の結果を踏まえると、未経験で「18~22万円」、無資格の経験者で「26.1万円」、介護福祉士で「31.3万円」といった月給アップが期待できるといえます。

 

未経験から経験を積む過程で5万円、そして介護福祉士になればさらに5万円のアップといったイメージです。

 

なお、これらは2018年度の調査で、数年前の数値です。

 

介護業界の人材不足は年々深刻化していて、人材確保のため給与水準も年々上昇傾向です。

 

実際に私の施設でも、立ちあげた10年前に比べ現在では、求人票に記載する給与は4~5万円上昇しています。

 

つまり、上記の数値以上の給与が期待できると考えて良いでしょう。

 

なお、介護職は具体的にどうキャリアアップするのかを、こちらの記事でより詳しく解説しています。

 

これを読めば、その仕組みや必要な経験・資格、給与の増加イメージがより明確になりますよ。

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不安・疑問7.未経験でもいくつまでなら転職できるの?

 

1.40代以上でも転職は十分可能

ここまで読んできて、介護業界は慢性的な人手不足ということは、十分わかりましたよね。

 

よって、未経験の40代以上の方でも、正社員として採用されやすい希少な業種です。

 

実際に私も、この10年間で40代、50代の多くの未経験者を採用した実績があります。

 

繰り返しますが、仕事に最も必要なのは、その仕事をしたいという強い「情熱」です。

 

「介護の仕事を志した動機」、「介護の仕事に対する強い想い」を明確にし、その情熱を面接官に伝えられれば、年齢はあまり重要ではありません。

 

40代以上の方は、ぜひ強い情熱を持ってチャレンジしてくださいね。

 

2.40代以上でも活躍できる理由

1-3.のグラフで、介護従事者が最も多い年代は40代ということが分かりましたね。

 

また、30代ほどではないですが、50代の方も割合も高くなっています。

つまり、同年代が多く、職場に溶け込みやすいといえます。

 

さらに、40代以上の方は、若年層にはない圧倒的な社会人経験と人生経験を積んでおり、それらの経験を十分に発揮することができます。

 

私の施設でいうと、販売業が長かったスタッフは接遇やコミュニケーションに優れ、トラックドライバー出身のスタッフは運転が上手で体力があります。

 

いずれも、40代以上の未経験でしたが、のちに中核スタッフとなりました。

 

もしあなたが40代以上なら、長い経験から介護に活かせることが必ずあるはずです。

自信を持って介護業界に飛び込んできてください!

 

なお、こちらの記事では、40代の未経験の方でも簡単に介護業界に転職できる秘訣と、年齢や性別関係なく活躍できる理由をより詳しく解説しています。

 

未経験で介護の仕事を始めようか悩んでいる方は、ぜひ読んでみてくださいね。

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不安・疑問8.介護に転職するメリットはなに?

 

これまで紹介した内容で、介護業界で働くメリットが大体わかったと思います。

 

重複する情報もありますが、おさらいとして再確認しましょう。

 

1.景気の影響を受けず安定して長く働ける

日本の高齢化率は年々上昇し続けていて、2020年時点で28.7%、それが2045年には36.5%になると試算されています(総務省調べ)。

よって、今後も介護ニーズは長期的に高くあり続けることは明らかです。

 

また、介護は介護保険制度という国の制度に基づいた社会性の高い事業で、景気に左右されにくい安定した業界といえます。

 

給与の高い業界は他にたくさんありますが、不景気でも安定して働ける業界は意外に少ないものです。

 

その点介護は、景気が悪くても給与をカットされたりリストラされることはほとんどなく、60代でも安定して働くことができます。

 

ちなみに私の施設では、70代でもバリバリ働いているスタッフがたくさんいますよ。

 

2.年齢や性別問わず活躍できる

介護業界には、年齢や性別による格差はありません。

 

経験や資格があれば若い方でも管理職になれ、体力のある男性の方が評価されるということもありません。

 

介護に対する強い情熱があれば老若男女活躍でき、その中で、知識や経験を磨き実力を高める努力をした方が、将来的に昇進するというフラットな業界といえます。

 

3.プライベートの時間も大事にできる

介護の仕事は、意外にも残業は多くはありません。

 

体力的にきつく不規則なイメージがありますが、トラブルなどの不測の事態がなければ、基本的には決められた勤務シフト通りに帰宅できます。

 

また、国の方針もあり、業界全体でも介護の労働環境を改善する動きが活発で、労働者が働きやすい環境整備がますます期待できるでしょう。

 

4.身内の介護に活かせる

介護の現場で日々学ぶことは、実生活にも活かされます。

 

人は誰しも歳を取り、祖父母や親に介護が必要な時が必ずやってきます。

 

その時、介護の知識や経験があると、どれだけ大きな力になれることでしょう。

 

自宅での介護でも介護サービスを検討する時も、知識や経験があればその方に最適な介護の形を実現できますよね。

 

介護の仕事のやりがいやメリットをより詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

 

日々、感謝をされるとても尊い職業であることが分かりますよ。

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不安・疑問9.未経験から介護に転職する時の注意点は?

 

誰しも転職をする時、条件面や待遇に真っ先に目が行きがちです。

 

でも、大切なことは「その事業所が好きで長く働き続けられるか」ではないでしょうか。

 

せっかく志を持って介護の世界に飛び込んでも、職場の雰囲気が合わず短期間で辞めることになると、次の転職の時に不利になります。

 

そうならないよう、気を付けるポイントを紹介していきますね。

 

1.事業所の理念や雰囲気、制度

一般企業と同じく、経営理念や方針は介護事業所によって様々です。

雰囲気も、千差万別でしょう。

 

事業所が「どんな想いで」「どんなサービスを」「どのようなやり方で」「どんな雰囲気の中で」提供していて、それに「共感できるか」がポイントです。

 

考え方に共感できない事業所での仕事は、いずれ苦痛になります。

 

また、制度の確認も意義があります。

例えば、私の施設では「資格取得支援制度」を設けています。

 

働きながら勉強でき、合格したら資格取得費を全額負担することで、スタッフの資格取得を支援しています。

 

特に未経験者の場合、このような制度がある職場はとても有利になりますよね。

 

応募前にウェブサイトや友人知人などから情報収集したり、十分な情報がなければ直接連絡をして施設見学に伺って、納得できるまで事業所の理解に努めましょう。

 

2.事業所の形態

不安・疑問2.で解説した通り、介護事業所には多くの形態があり、必要なサポートは異なります。

 

例えば、特養は介護度が高く寝たきりの方が多いため、身体介護の負担が大きく体力的な苦労があります。

 

一方、その過程で技術が高まりキャリアップに有利になります。

 

逆に、日帰り型のデイサービスは比較的自立した方が多く、身体介護の負担は小さいといえます。

 

でもその分、コミュニケーションや、レクリエーション・イベントなどの企画・実施などのスキルが求められます。

 

自分は「何が得意で何をしたいのか」「現実的にそれができるのか」をよく考え、適した形態を選択してくださいね。

 

3.業務内容

事業所の形態が変われば、業務内容も変わります。

 

例えば特養などの大型施設では、身体介助の高い技術が求められるため、未経験で入社しても始めはサポート的な仕事しか任せてもらえないことは多々あります。

 

逆に、比較的自立した方が多いデイサービスや有料老人ホームなどであれば、初めから経験者並みの仕事を任せてもらえることが多いです。

 

そのうえで、自分が「やりたいこと」、「できること」、「目ざすこと」に優先順位をつけ応募先を絞り込んでいきましょう。

 

なお、応募前の時点で、自分がどのくらい業務に関われるのかを確認するのを忘れないでくださいね。

 

4.具体的で明確な志望動機

仕事に最も必要なのは、その仕事をしたいという強い「情熱」だと、何度も述べてきましたね。

 

でも、介護の仕事をしたいと思った動機が、具体的で明確でなければ、面接官に熱い想いは伝わりません。

 

自分の実体験などを交え「なぜ介護の世界に飛び込むのか」、「介護業界で働きたいという意思がどれだけ強いのか」を面接で聞かれても、明快に答えられるよう準備しておきましょう。

 

なお、以下の記事で、志望動機の書き方を詳しく解説しています。

イメージができない方は、ぜひ読んでみてください。

 

面接官を唸らせる、素晴らしい志望動機が書けるようになりますよ。

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5.面接準備

志望動機が明確になり、志望先の業態が決まったら、次は面接の準備です。

 

介護の面接では、聞かれることや質問は大体15種類程度に絞ることができます。

 

1つ1つの質問の意図を理解し、回答のポイントが分かれば、内定をゲットすることは実はそんなに難しくありません。

 

なお、下記の記事では、面接でよく聞かれる15の質問と回答を例文に沿って詳しく解説しています。

 

これを読めば、面接でどんな質問をされても完璧に答えることができますよ。

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6.転職支援サービスの選別

現在は、介護職専門の転職支援サービスがたくさんあり「サイト型」「エージェント型」の2種類があります。

 

「サイト型」は、サイト上で自分で応募先を見つけ、コンタクトを取る形態のサービスです。

 

対して「エージェント型」は、専任の転職コンサルタントが担当につき、面談で共有した希望をもとにあなたに合った事業所を紹介してくれるサービスです。

 

それぞれ「全国対応」、「特定のエリアに強い」、「有資格者に強い」、「資格取得費を補助してくれる」など、サービス毎に特徴も様々です。

 

もちろん、未経験・無資格の方の転職に強いサービスもたくさんあります。

 

でも「どの転職サイトを使ったらよいか分からない」と悩んでしまう方は、こちらの記事をぜひ読んでください。

 

膨大にある転職サイトの中から、介護と転職のプロの視点で今絶対に使うべき転職サイトを5つだけ厳選しました。

 

これを読めば、きっと満足度の高い転職活動ができ、転職に成功できますよ!

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まとめ

 

最後に、もう一度記事の内容を振り返りましょう。

 

解決した悩み・疑問は以下の4つでした。

 

1.介護の仕事は未経験でもできるの?

2.介護サービスの種類と仕事内容を知りたい

3.未経験の初任給は? どうキャリアアップできるの?

4.未経験から介護に転職する時、気をつけるのはどんなこと?

 

未経験の方が介護業界に転職する時に抱きがちな9つの不安・疑問を通して、お悩みと疑問が解決できたと思います。

 

1度読んだだけで、全てを理解することは難しいかもしれません。

そんな時は、分かるまで何度も何度も読み返してください。

 

あなたが、介護の仕事に魅力を感じ「介護業界で働きたい」と思ってくれたなら、介護経営者としてとても嬉しいです。

 

そして、内定をゲットできることを祈っています。

 

また、その成功体験もぜひこちらのお問い合わせより聞かせてください。

 

今回は、ここまでです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

PS.損してる?あなたの本当の価値は「想像以上」

 

本来のあなたの年収、市場価値はそんなものではないかもしれません。

 

今のあなたのままで「あなたのような人が欲しい」という会社に転職できれば、簡単に年収をアップさせられます。

 

そのためにはまず、あなた自身について客観的かつ正確に知る必要がありますね。

あなた自身が知るべき4つのポイント

1.転職市場で必要とされるあなたのスキル

2.転職市場で必要とされるあなたの経験

3.あなたの職歴・業界・ポジション

4.前職での仕事の達成率

 

これらの、あなた自身の価値を知ることができれば、今のスキルや経験で1.5〜2倍の年収UPも可能ですよ。

 

でも、

「転職市場で必要なスキルって何?」

「自分の経験やスキルをどこまで棚卸しすれば良いの?」

「今までのキャリアでの仕事の達成率なんてどう判断するの?」

と思いますよね。

 

実は、ミイダスというアプリが、あなたのスキルや経験の棚卸しをたった5分でやってくれます。

 

その価値診断だけでも済ませておくのがおススメですよ。

 

面接確約

 

すぐにあなたの転職市場での価値が分かるので、見るだけでもワクワクしますよね。

 

ミイダス

こんな風にあなたの価値に対する想定年収が出ます。

 

質問例

このように、市場価値診断に必要な質問にたったの5分で答えられます。

 

もし転職しない場合でも、あなたという人材の市場価値を正確に判断する目を持つことは重要です。

 

それは「仮に今の会社で続かなくても心配ない」という事実を知れるからですね。

 

そして転職したい方は、この価値を活かし自信を持って転職活動を行ってください。

 

また、質問に答えているので、このアプリの中でお得に転職活動をすることもできます。

 

このアプリを通して応募をすれば、通常なら必要な書類選考なしでそのまま面接の設定ができるんですよ。

 

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※転職する場合も内定・入社の最後まで完全無料

 

最後に

行動しなければ、何も変わりません。

迷っている時間はもったいなく、行動するだけで自分自身を変えることができます。

ぜひ、さっそく行動に移しましょう!

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