この記事で解決できる疑問・悩み
1.介護の8時間夜勤と16時間夜勤ってどっちが辛い?
2.8時間夜勤と16時間夜勤はどう違うの?
3.それぞれのメリットとデメリットを知りたい
今回は、これらの全ての疑問やお悩みを解決していきますね。
記事を書いている人
Ke
職業:介護施設経営、経営コンサルタント
経歴:大手証券(営業)→大手不動産(経営企画)→大手転職サービス(部長)→起業(代表取締役)
1,000人以上の面接・採用意思決定を経験し、介護施設を10年経営しています。
"経営者(採用する側)"の視点から、求職者(採用される側)の方を成功に導くお仕事情報をお届けしています。
この記事のゴール
1.8時間夜勤と16時間夜勤の労働の実態が分かる
2.8時間夜勤と16時間夜勤との違いが分かる
3.それぞれのメリットとデメリットが明確になる
「介護の8時間夜勤って辛い?」。
「16時間夜勤とどっちがマシかな?」。
介護職の方のそんな声を私もよく耳にします。
介護の現場の夜勤には、夜から朝までの「8時間夜勤」と、夕方から翌朝までの「16時間夜勤」がありますね。
そして、その2つにはいくつかの違いがあります。
そこで今回は「介護現場の夜勤の種類」と「それぞれの違い」について解説したいと思います。
そして「それぞれの業務内容」についても紹介しますね。
さらに「それぞれのメリットとデメリット」も説明しますよ。
短めでサクサク読めるので、ぜひ最後まで読み、自分がどんな夜勤に向いているかの判断の参考にしてくださいね。
それでは、スタートします!
目次
夜勤の2つの勤務体制
すでに前述しましたが、改めて夜勤の勤務体制について解説しましょう。
夜勤には、基本的に2つの勤務体制があります。
それは「3交代制」と「2交代制」ですね。
ぞれぞれ、詳しく見ていきましょう。
①3交代制(8時間夜勤)
「8時間夜勤」とも呼ばれ、採用している事業所はさほど多くはありません。
1日を3つに分割し、それぞれ「早番」、「遅番」、「夜勤」という3つの勤務シフトを組むパターンですね。
3交代制の勤務時間例
■早番 → 7:00~16:00
■遅番(準夜勤) → 14:00~22:00
■夜勤 → 22:00~翌7:00
上記はあくまでも一例で「朝~夕方」、「午後~夜」、「夜~翌朝」、それぞれの勤務が8時間となるようシフトが組まれるのが普通です。
このあと解説する2交代制と違い、勤務時間が短いのが特徴といえますね。
②2交代制(16時間夜勤)
「16時間夜勤」とも呼ばれ、介護事業所全体の約85.5%が採用している勤務体制ですね(出典:医療労働 2019年 介護施設夜勤実態調査結果)。
1日を2つに分割し、それぞれ「日勤」と「夜勤」という2つの勤務シフトを組むパターンです。
2交代制の勤務時間例
■日勤 → 8:00~17:00
■夜勤 → 15:30~翌9:30
こちらも上記は一例ですが、概ね15:00頃~翌10:00頃の間で実働16時間になるようにシフトを組んでいる施設が大半です。
勤務時間が長いのが大きな特徴ですね。
なお「夜勤の仕事は資格なしでもできるの?」と疑問の方は、こちらの記事がおススメです。
これを読めば、その答えと夜勤の業務内容、無資格で夜勤をする時の3つの注意点と夜勤をする2つのメリットが明らかになりますよ。
-
介護の夜勤は無資格でもできる!業務や注意点を介護経営者が解説!
続きを見る
8時間夜勤と16時間夜勤の4つの違い
では次に、それぞれの夜勤の違いについてもっと詳しくて見ていきましょう。
8時間夜勤と16時間夜勤には、大きく4つの違いがあります。
それは、下記の4つですね。
8時間夜勤と16時間夜勤の4つの違い
1.勤務時間
2.休憩時間
3.夜勤手当
4.夜勤明けや休日の扱い
では、順に解説します。
1.勤務時間
前述しましたが、再度確認しましょう。
勤務形態 | 勤務時間 | 実働時間 |
8時間夜勤(3交代制) | 22:00~翌7:00 | 8時間 |
16時間夜勤(2交代制) | 15:30~翌9:30 | 16時間 |
8時間夜勤は1日が3分割され、夜勤は夜から翌朝までのシフトとなるのが基本ですね。
そして、1回当たりの勤務は実働8時間となるようシフトが組まれるのがほとんどです。
一方16時間夜勤は1日が2分割され、夜勤は夕方から翌朝までのというのが通常です。
そして、実働16時間と2日分の仕事を1回の勤務で行うことが大きな特徴ですね。
つまり、8時間夜勤と16時間夜勤の間では、1回当たりの勤務時間に8時間もの差があるのが最大の違いといえます。
2.休憩時間
勤務時間に大きな差があるため、休憩時間も違ってきますね。
勤務形態 | 勤務時間 | 休憩時間 |
8時間夜勤(3交代制) | 22:00~翌7:00 | 1時間 |
16時間夜勤(2交代制) | 15:30~翌9:30 | 2時間 |
8時間夜勤は、勤務時間(拘束時間)が9時間で休憩が1時間、そして実働が8時間が基本ですね。
対して16時間夜勤は、勤務時間(拘束時間)が18時間で休憩が2時間、最終的に実働が16時間という施設が大半です。
拘束時間に2倍の差があるため、休憩時間の差も単純に2倍となっていることが分かりますね。
3.夜勤手当
夜勤手当にも違いがあるといえます。
まずは、夜勤手当の仕組みを理解しましょう。
夜勤手当は、法律で定められているものではなく、事業者が任意で定めている手当です。
1回あたり3,000円程度~10,000円以上と施設によって大きく異なり、逆に支給されない事業所もありますね。
この夜勤手当の根拠になるのは、法律で定められている「深夜割増賃金」です。
22:00~翌5:00の間は深夜割増賃金の対象時間で、日中の1時間当たりの賃金に25%以上を加えて支給しなければなりません。
つまり、最低でも「日中の時給×1.25×7時間」以上の深夜割増賃金を支給する必要があるということです。
しかし、ほとんどの事業所は、それ以上の金額を支給しているのが現実ですね。
ちなみに、8時間夜勤と16時間夜勤の夜勤手当の違いは、下記の通りです。
◎8時間夜勤(3交代制):平均4,242円
◎16時間夜勤(2交代制):平均6,125円
(※出典:医療労働組合連合会「2019年介護施設夜勤実態調査結果」)
労働時間に倍の違いがあっても、夜勤手当が単純に倍になっているわけではありませんね。
それには事業所ごとに様々な要因がありますが、8時間夜勤の方が短時間でより効率よく夜勤手当を得られるようです。
ところで、介護職の給料は安いとよく言われますよね。
なぜ安いのかを知りたい方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
この記事を読むと、その理由や給料をアップさせる5つの方法などが分かりますよ。
-
介護職の給料は安い?理由3つと給料アップ法5つを介護経営者が解説
続きを見る
4.夜勤明けや休日の扱い
夜勤明けや休日の扱い方も実は大きく違います。
勤務形態 | 1日目 | 2日目 | 3日目 |
8時間夜勤(3交代制) | 夜勤入り(22:00~) | 夜勤明け(~7:00) ※当日出勤の可能性あり |
出勤または休日 |
16時間夜勤(2交代制) | 夜勤入り(15:30~) | 夜勤明け(~9:30) | 休日 |
8時間勤務では、勤務表上は1日目(夜勤入りの日)の勤務が「夜勤」となり、2日目は夜勤明けなのに「休日」扱いとなります。
そして、3日目は出勤になることが多いですね。
また、夜勤明けの2日目の午後に準夜勤、夜に夜勤といったように、当日中に出勤となるケースもあります。
対して16時間夜勤は、通常は1回8時間の勤務を1晩で2回行うため、2日間連続で勤務したことになります。
そのため、1日目も2日目も「勤務日」扱いとなり、体力的負担などから3日目は休日になるケースが多いようですね。
よって、16時間夜勤の方がまとまった休みを取りやすいといえます。
なお、1人で夜勤をするのが不安な方は、この記事を読んでください。
「一人夜勤で不安を抱く5つのこと」と「不安を取り除くための4つの対処法」、「一人夜勤のメリット」について詳しく解説しています。
-
【介護経営者のお悩み相談】介護の一人夜勤が不安な方へのメッセージ
続きを見る
8時間夜勤と16時間夜勤の業務内容
ここからは、それぞれの夜勤の業務内容について解説します。
8時間夜勤の業務内容
初めに、業務内容を時系列で見てみましょう。
時間 | 業務内容 |
22:00 | 出勤、準夜勤者からの業務の引き継ぎ(日中の様子、体調変化などの注意事項の確認) |
23:00 | 書類作成などの事務作業、掃除 |
0:00 | 巡回、状態チェック、トイレ誘導、オムツ交換、体位変換 |
~ | |
5:30 | 起床準備(起き上がり介助、ベッドからの移乗介助、更衣介助、トイレへの誘導やオムツ交換などの排泄介助、洗顔・髭剃り整髪などの整容介助)、バイタル測定 |
6:00 | 朝食準備 |
6:30 | 日勤者への業務の引き継ぎ(夜間の様子、体調変化などの注意事項の申し送り)、介護記録の作成 |
7:00 | 退勤 |
8時間夜勤の主な業務は「消灯後の見守りと安否確認、起床前後の生活介助全般」ですね。
退勤前の2時間程度は、ご利用者様の起床や朝食準備で慌ただしいですが、夜間は比較的穏やかな時間が流れ体力的には楽といえます。
16時間夜勤の業務内容
同じように、時系列に沿って業務スケジュールの一例を見てみましょう。
時間 | 業務内容 |
16:00 | 出勤、日勤者からの業務の引き継ぎ(日中の様子、体調変化などの注意事項の確認)、日勤者のサポート |
17:00 | 夕食準備 |
18:00 | 食事介助、服薬介助、食器の片づけ |
~ | |
20:00 | 就寝準備(トイレへの誘導やオムツ交換などの排泄介助、歯磨きなどの口腔ケア、パジャマなどへの更衣介助、ベッドへの移乗介助) |
21:00 | 消灯 |
23:00 | 巡回、状態チェック、トイレ誘導、オムツ交換、体位変換 |
0:00 | 介護記録作成などの事務作業、掃除 |
1:00 | 休憩、仮眠 |
3:00 | 巡回、状態チェック、トイレ誘導、オムツ交換、体位変換 |
~ | |
5:30 | 起床準備(起き上がり介助、ベッドからの移乗介助、更衣介助、トイレへの誘導やオムツ交換などの排泄介助、洗顔・髭剃り整髪などの整容介助)、バイタル測定 |
6:30 | 朝食準備 |
7:00 | 食事介助、服薬介助、食器の片づけ |
8:00 | 歯磨きなどの口腔ケア |
8:30 | 日勤者への業務の引き継ぎ(夜間の様子、体調変化などの注意事項の申し送り)、介護記録の作成 |
9:00 | 退勤 |
16時間夜勤の主な業務は「就寝から起床前後の生活全般介助と夜間の安否確認」ということが分かりますね。
夕食前後と就寝前後、起床前後と朝食前後に忙しさが集中する山場を迎えます。
特に起床前後の時間は疲れがピークに達する時間帯なので、気を抜かず緊張感を維持することが大切ですね。
8時間夜勤のメリット・デメリット
ここまでで、それぞれの夜勤の特徴について大分理解が進んだと思います。
ここからは、それぞれのメリットとデメリットについて紹介しますね。
まず、8時間夜勤から見ていきましょう。
8時間夜勤のメリット
8時間夜勤のメリット
1.身体的負担が少ない
2.生活リズムが崩れにくい
3.夜勤手当を効率よく得られる
まず1つは、実働時間が8時間と通常の日勤と同じ時間なので、体力的な負担が少ないことがあげられます。
また、急変などのトラブルがない限りさほど慌ただしくないため、疲労感を感じることもあまりないでしょう。
2つめは、夜勤といっても勤務時間が短いため、生活リズムが崩れにくいというメリットがありますね。
夜勤前や夜勤明け後に上手に仮眠をとって日中は通常の活動をし、夜に通常通り睡眠をとることで、普段と同じリズムで生活できますよね。
そして3つめは、効率よく夜勤手当を得られることです。
前述の通り、16時間夜勤の夜勤手当の全国平均は、8時間夜勤の倍になっているわけではありません。
その理由は様々ですが、勤務1時間当たりの夜勤手当(夜勤手当÷勤務時間)は8時間夜勤の方が多く、短い時間で効率よく手当を得られるといえます。
8時間夜勤のデメリット
8時間夜勤のデメリット
1.丸1日の休日が少ない
2.勤務の間隔が短くなるケースがある
3.施設にいる日数が多く連勤と錯覚する
1つは、夜勤明けの日が休日扱いのため、丸1日の休みが少ないことがあげられます。
「夜勤明けで7:00に退勤し、その日が休日、翌日が8:00出勤の場合」と「日勤で18:00に退勤し、翌日が休日、翌々日が8:00出勤の場合」を例に説明しましょう。
退勤から休日を挟み次の出勤までの間隔を計算すると、前者の8時間夜勤の場合は25時間なのに対し、後者は38時間もあります。
つまり、丸1日といったまとまった休日が少ないため、旅行などの遠出が好きな方にとっては辛いかもしれませんね。
2つめに、勤務の間隔が短くなるケースがあることもデメリットといえますね。
事業所によっては、夜勤明けで7:00に退勤しても、当日の14:00~23:00の準夜勤に出勤するケースも見られます。
そのため、休息時間が極端に短くなってしまう可能性があり、注意が必要ですね。
最後に、施設にいる日数が多くなり、連勤していると錯覚しやすくなります。
その日中に勤務が終わる日勤と違い、8時間夜勤は勤務が2日に亘るため、連勤しているように感じますよね。
ただし、実際の労働時間はどちらも8時間で同じなので、実際に損をしているわけではありませんよ。
16時間夜勤のメリット・デメリット
では次に、16時間夜勤のメリットとデメリットに移りましょう。
16時間夜勤のメリット
16時間夜勤のメリット
1.まとまった時間休める
2.スキルの習得が早まる
3.転職の際の求人数が豊富
まず、まとまった時間休息ができるといったメリットがありますね。
16時間夜勤では、2日分の仕事を一晩で行う心身の負担を配慮し、夜勤明けの翌日を休日とする施設が多く見られます。
例えば、9:30に夜勤明け、翌日が休日、翌々日が8:00からの日勤の場合、46時間以上と丸2日近い連休のようになりますね。
そのため、ゆっくり静養することもできるし、プライベートの時間も充実させられるでしょう。
2つめに、スキルを早く習得でき、介護職としての成長スピードが上がることがあげられます。
スタッフが少ない長時間勤務で自ら多くの業務をこなすため、スキルが早く身につきます。
そして、単に通常の介護業務を効率的に進めるスキルだけではなく、緊急事態の際の冷静な判断スキルも磨かれるうえ、経験値も上がりますね。
3つめに、転職をする際、求人が豊富にあることですね。
慢性的な人材不足に苦しむ介護業界の中でも、特に夜勤者の不足感が顕著です。
前述の通り、夜勤のある介護事業所の約85.5%が16時間夜勤を採用しています。
この16時間夜勤に対応できる介護職は引く手数多で、転職の際に幅広い求人の中から希望に合った施設を簡単に見つけられる可能性が高まりますよ。
16時間夜勤のデメリット
16時間夜勤のデメリット
1.身体的負担が大きい
2.精神的負担が増える
3.生活リズムが崩れやすい
まず、身体的な負担が大きいことが最大のデメリットですね。
16時間もの労働時間があることや、夜勤の人員体制は日勤よりだいぶ少ないため、1人で多くの業務をこなさなければなりません。
そのため、体力がない方にとっては辛いかもしれませんね。
2つめに、精神的な負担が増えることがあげられます。
スタッフが少ないため自分で判断し行動しなければならない場面も多く、責任も強くのしかかりますよね。
また、ご利用者様の急変や災害などの不測の事態が発生した際は適切な対応が求められ、プレッシャーを感じることもあるでしょう。
3つめに、生活リズムが崩れやすくなるというデメリットもあります。
勤務時間が不規則なため睡眠時間も乱れやすく、睡眠不足から生活習慣病やその他の疾患、精神面にも悪影響が生じる可能性もあるんですね。
そのため、出勤前や勤務中の仮眠を上手に活用し、十分な休息を取ることが重要です。
なお、夜勤前の過ごし方を工夫することで、体調を崩さず維持できるようになります。
詳しくは、こちらの記事を読んでみてください。
夜勤前日や当日の過ごし方と夜勤前に注意すべきこと、夜勤時に眠くなった時の対処法など、体調維持の秘訣を詳しく解説していますよ。
-
介護職の夜勤前の過ごし方は?体調維持の秘訣を介護経営者が解説!
続きを見る
自分に合った夜勤ができる施設を見つける方法
ここまで読んできて、8時間夜勤と16時間夜勤それぞれの特徴やメリット・デメリットが分かったと思います。
これから介護の仕事を始めるにしろ、今とは違う夜勤体制の施設へ転職するにしろ、希望に合った夜勤ができる事業所を見つけることが大切ですね。
そして、気になる求人情報を見つけたら、事前に勤務時間や人員体制、休憩時間などを確認し、納得した上で応募することが重要です。
それにより、入社後のミスマッチを防ぐことができるでしょう。
ちなみに、慢性的な人材不足の介護業界は、求職者に圧倒的に有利な超売り手市場で、希望に合った求人を見つけやすい状況が続いています。
つまり、介護業界の転職は今が絶好のチャンスといえます。
でも「転職するにしても、どの転職サイトを使ったらいいの?」と悩む方もいるでしょう。
その際は、ぜひこちらの記事を読んでみてください。
介護求人を扱う膨大な転職サイトの中から、介護と転職のプロの視点で今絶対に使うべき転職サイトを5つだけ厳選しました。
これを読めば、希望の事業所に転職できる可能性が大きく高まりますよ。
-
転職と介護のプロ経営者が厳選!今使うべき5つの介護転職サイト
続きを見る
なお、8時間夜勤、16時間夜勤とも多くの求人があるだけでなく、デイサービスなど夜勤のない案件も豊富で、夜勤が嫌な方にもお勧めです。
ぜひ、あなたの理想に向かって新たな一歩を踏み出してみてください!
まとめ
では、最後に改めて振り返ってみましょう。
今回解決した悩み・疑問はこの3つでした。
1.8時間夜勤と16時間夜勤の労働の実態が分かる
2.8時間夜勤と16時間夜勤との違いが分かる
3.それぞれのメリットとデメリットが明確になる
介護の夜勤体制には、8時間夜勤(3交代制)と16時間夜勤(2交代制)の2つがあることが分かりましたね。
また、その2つには違いが4つあることを学べたと思います。
そして、それぞれの業務内容と、メリット・デメリットについても理解できたことでしょう。
どちらが楽でどちらが辛いと思うかは、人によって異なり正解はありません。
そのため、まずはそれぞれの夜勤のメリットとデメリットをしっかりと比較してみましょう。
その上で、自分の中で譲れないことや我慢できることなどの優先順位をつけることが大切ですね。
そして、求人を探す段階でしっかりと勤務条件を確認し、優先順位にマッチした納得のできる事業所にのみ応募しましょう。
それが、入社後に後悔しないための秘訣ですよ。
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!