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介護と看護はどう違う?仕事や資格、給料の違いを介護経営者が解説!

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この記事で解決できる疑問・悩み

1.介護と看護って何が違うの?

2.介護職と看護師の役割はどう違うの?

3.介護職と看護師の給料はどのくらい違うの?

 

今回は、これらの疑問やお悩みを全て解決します。

 

記事を書いている人

Ke

職業:介護施設経営、経営コンサルタント

経歴:大手証券(営業)→大手不動産(経営企画)→大手転職サービス(部長)→起業(代表取締役)

1,000人以上の面接・採用意思決定を経験し、介護施設を10年経営しています。

"経営者(採用する側)"の視点から、求職者(採用される側)の方を成功に導くお仕事情報をお届けしています。

 

この記事のゴール

1.介護と看護の違いが分かる

2.介護職と看護師の役割や業務の違いが分かる

3.介護職と看護師の給料の違いが分かる

 

介護や看護の仕事に興味はあっても「介護と看護の違い」を正確に答えられる人は少ないかもしれませんね。

 

「ご高齢者や疾患のある方などをサポートする」点では、介護も看護も共通です。

 

でも、両者には明確な違いがあるんですよ。

 

そこで今回は、介護と看護「それぞれの役割」を説明しながら「根本的な3つの違い」について解説します。

 

また、介護職と看護師の「給料の違い」についても明らかにしますよ。

 

そして、介護現場でとても重視される「周囲との連携」について、介護職と看護師が「うまく連携するためのポイント」も紹介します。

 

この記事を読み終えると、実際に介護現場に出た時に、看護師さんとどう役割分担し連携を取ればよいかが良く分かり、効率よく質の高いケアができるようになりますよ。

 

これから介護の仕事を始めたい方は、ぜひ最後まで読んで知識を習得してくださいね。

 

それでは、始めましょう!

 

「介護」と「看護」の役割の違い

 

介護と看護では、それぞれ果たす「役割」が違います。

 

まずは、それぞれの役割について説明しますね。

 

1.「介護」の役割とは

介護の役割は「人の助けを必要とする方に対し、安全で快適に自立した日常生活を送れるよう、あらゆる面でサポートを行うこと」です。

 

主に身体介助のほか、生活面の支援精神面のケアなどが「介護」に含まれますね。

 

2.「看護」の役割とは

一方、看護の役割は「病気や怪我をしている方に対し、医師の指示に基づき治療や療養のサポートを行うこと」です。

 

主に、患者さんの健康状態を観察しながら回復のために適切な判断・支援をしたり、病気を予防するためのサポートなどをしますね。

 

また、介護は「対応型」なのに対し、看護は「原因追求型」という特徴があります。

 

例えば、風邪を引いて熱や咳が出た場合を考えてみましょう。

 

介護では、横になっていただいたり他者と距離を取るなど「その場」の対応を考えます。

 

対して看護では、インフルエンザや肺炎などの予防とともに、発熱や咳の出る原因を追究し対応を考えるんですね。

 

では、この後、両者の違いをさらに詳しく見ていきましょう。

 

なお、「介護」と「介助」の違いについて知りたい方は、こちらの記事を読んでください。

 

これを読めば、その違いやそれぞれの目的と内容介助の6つの種類と方法が明確になりますよ!

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介護と看護の3つの違い

 

では、介護と看護の違いをもっと具体的に説明しますね。

 

介護と看護には、3つの大きな違いがあります。

 

それは、以下の通りです。

 

介護と看護の3つの違い

1.職種の違い

2.資格の違い

3.業務内容の違い

 

では、順に解説します。

 

1.職種の違い

介護と看護の根本的な違いは「職種」です。

 

介護には、無資格でも従事できるものから国家資格が必要なものまで様々な職種があり「福祉職」というカテゴリーに分けられます。

 

具体的には、主に以下の6つの職種があります。

 

介護の主な6つの職種

①介護職

②訪問介護員(ホームヘルパー)

③介護福祉士

④生活相談員

⑤社会福祉士

⑥介護支援専門員(ケアマネージャー)

 

介護を必要とする方にあらゆる面から多様なサポートをするのが、介護職を含む「福祉職」の役割ですね。

 

他方、看護の職種は全て資格が必要で「医療職」というカテゴリーに含まれます。

 

看護には、以下の4つの職種があります。

 

看護の4つの職種

①准看護師

②看護師

③保健師

④助産師

 

医療を必要とする方に、身の回りのお世話や診療の補助などを行うのが「医療職」の役割といえます。

 

介護と看護が「職種」という点で全く違うということを、まずは押さえておきましょうね。

 

2.資格の違い

2つめは、取得する「資格」の違いです。

 

介護には、未経験で資格がなくても従事できる職種があります。

 

では、介護の主な5つの資格を見てみましょう。

 

介護の主な5つの資格

①介護職員初任者研修

②介護福祉士実務者研修

③介護福祉士

④社会福祉士

⑤介護支援専門員(ケアマネージャー)

 

介護職員初任者研修と介護福祉士実務者研修は民間資格で、未経験や無資格でも取得でき、介護の基礎知識や技術があることを証明できる入門資格といえます。

 

介護福祉士は国家資格で、介護現場での3年以上の実務経験と、実務者研修を修了した上で、国家試験に合格する必要がありますね。

 

社会福祉士も同様に国家資格で、福祉系の大学などを卒業後に国家試験に合格するといったプロセスがあります。

 

介護支援専門員は国家資格ではないものの公的資格で、5年以上の介護の実務経験に加え、介護福祉士などの介護関連の資格を取得している必要があります。

 

次に、看護の資格を見てみましょう。

 

繰り返しますが、看護の仕事をするには「医療分野」の何らかの資格が必須ですね。

 

看護の4つの資格は、以下の通りです。

 

看護の4つの資格

①准看護師

②看護師

③保健師

④助産師

 

職種名と資格名は、いずれも同一ですね。

 

都道府県知事資格が必要な准看護師以外は、すべて国家資格を取得しなければなりません。

 

そして、助産師と保健師は、看護師の国家資格を持っていないと取得できない点に注意が必要ですよ。

 

 

なお、介護業界の主な職種と必要な資格についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事がお勧めです。

 

これを読めば、介護業界の11の職種と仕事内容、活躍できる事業所、必要な資格などが全て分かりますよ!

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3.業務内容の違い

介護と看護では、従事者の業務内容にも違いがあります。

 

介護は「福祉職」で、看護は「医療職」と説明しましたね。

 

職種が異なるため、当然仕事の内容も違ってきます。

 

介護や看護と聞くと、ほとんどの方は「介護職」「看護師」をイメージするのではないでしょうか?

 

介護職や看護師は、介護施設や病院、ご利用者様のご自宅などでサービスを提供します。

 

では、それぞれの業務内容を見ていきましょう。

 

介護職の業務内容

介護職の仕事は、ご利用者様が満足して自立した生活ができるよう、あらゆる面でサポートを行うことです。

 

そしてその業務は、主に下記の3つがあります。

 

介護の主な3つの業務内容

1.身体介助

2.生活援助

3.メンタルケア

 

身体介助は、「更衣」、「食事」、「入浴」、「排泄」、「移動などの動作」等、ご利用者様の身体に直接触れて介助をする業務ですね。

 

生活援助は、「部屋の掃除」、「洗濯」、「調理」、「食事の準備」、「買い物」など、ご利用者様の身体に触れずに行う業務ですね。

 

メンタルケアは、「老い」や「病気」、「将来の生活」など、ご利用者様が抱える精神的な不安を解消するよう支援を行うことです。

 

介護職は、ご利用者様に常に意識を向けてニーズに沿ったサポートをしなければなりません。

 

そして、質が高く効率的なケアを実現するため、十分なコミュニケーションを図り信頼関係を築くことも求められます。

 

また、介護職は医療職ではないため、看護師と異なり「医療行為」を行うことはできないことを覚えておきましょう。

 

なお、介護職の仕事についてもっと深く知りたい方は、こちらの記事を読んでくださいね。

 

これを読めば、介護職の仕事内容活躍できる職場平均給与魅力やメリットやりがいなどを幅広く学べますよ。

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看護師の業務内容

看護師の仕事は、病気や怪我の診察・治療や予防、療養などをサポートし、ご利用者様の健康維持と管理をすることです。

 

具体的には、服薬の指導や薬の管理、血圧や体温測定などがありますね。

 

また、ご利用者様の急な怪我や体調変化の際に、必要に応じ医療機関の受診をしたりもします。

 

そして、点滴や注射、採血など、介護職にはできない「医療行為」を行えることが、看護師の仕事の最大の特徴ですね。

 

さらに、看護師は資格を取得する際に介護に関する知識も学ぶため、介護の仕事もできます。

 

実際に、介護職から相談を受けたり指導を行うことも多く、介護現場で働くケースも珍しくないですね。

 

つまり、看護師は看護の専門家だけでなく、介護の専門家ともいえ、その責任や果たす役割はとても重大なんですよ。

 

介護職と看護師の給料の違い

 

介護と看護の違いが大体分かったところで、次に給与の違いについて解説します。

 

介護職の給料

まず、介護職(常勤)の給与が実際にどのくらいなのかを見てみましょう。

 

平均給与(月収) 平均給与(年収)
31.5万円 379.0万円

出典:厚生労働省 令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果

 

産業全体の平均給与(年収)は「503.4万円」(出典:国税庁令和元年分 民間給与実態統計調査』)なので、介護護業界の給与は決して高くないといえます。

 

しかし、介護業界はキャリアアップの道筋がとても明快で、給与を増やすことはあまり難しくありません。

 

基本的に、資格を取得するとその資格の難易度に応じて給与がアップしますよ。

 

そして、管理職へのキャリアアップ異なる職種へのキャリアチェンジなど、さらに給料を増やすための選択肢が豊富なのも介護業界の特長ですね。

 

なお、介護職の給料についてもっと深く知りたい方は、こちらの記事がお勧めです。

 

年代別や職種別、施設形態別など様々な角度から給与を深掘りしつつ、収入アップのための6つの方法も解説していますよ。

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看護師の給料

次に、看護師(常勤)の給与です。

 

なお、この数値は介護施設に勤務する看護師のもので、病院勤務の看護師のデータは含んでいないので留意してくださいね。

 

平均給与(月収) 平均給与(年収)
37.9万円 455.5万円

出典:厚生労働省 令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果

 

介護職に比べると、月額にして60,000円以上高い給与となっていますね。

 

それは、人の命に係わる「医療行為」の専門性の高さに加え、資格取得に費やす時間やコスト、難易度なども反映されているからでしょう。

 

ところで、看護師には「専門看護師」「認定看護師」という制度があります。

 

これは、日本看護協会が制定していて、看護師の中でも専門性の高い知識を持つ人に与えられる資格ですね。

 

これらを取得することや、一般的に手当がつく夜勤業務の回数を増やすなどにより、収入を増やすことができますよ。

 

介護現場では連携が大切

 

介護の現場は、介護員や看護師、相談員など、職種の異なる多くの人が関わるので、連携やチームワークがとても重要です。

 

でも、職種が異なると役割も違うため、主張や意見が対立するケースも少なくないですね。

 

そこでここでは、ご利用者様へ最適なケアを行う上で重要な、両者が良好な関係を築くためのポイントを3つ解説します。

 

具体的には、以下の3つがありますね。

 

介護士と看護師 連携の3つのポイント

1.お互いの職種を尊重する

2.積極的にコミュニケーションを図る

3.意見や助言に耳を傾ける

 

では、それぞれ説明します。

 

1.お互いの職種を尊重する

それぞれ、異なる専門性を持つお互いの職種を尊重し敬意を払うことが大事ですね。

 

時々「医療行為を行える自分の方が介護職より上」という意識を持った看護師さんを見かけることがあります。

 

逆に「ここは介護現場なんだから介護職の方が主役」と思っている介護職もいますね。

 

でも、専門分野が異なるため優劣などつけられず、そもそもナンセンスでしょう。

 

大切なのは「自分たちの優位性」ではなく、「ご利用者様にとって何がベストか」に基づいてサービスを行うこと。

 

プロとして役割を尊重しながらお互いの専門性に敬意を払い、協調してご利用者様へのケアに当たりましょう。

 

2.積極的にコミュニケーションを図る

スタッフ間で密にコミュニケーションをとることが、介護の仕事では必須です。

 

繰り返しますが、1人のご利用者様のケアには、介護員や看護師、相談員など、職種の違う人たちがたくさん関わっています。

 

そして、小さな情報共有が欠けることで、最悪のケースにつながることも少なくないんですよ。

 

業務上の情報共有を円滑にするには、日頃から積極的にコミュニケーションを図ることが大切ですね。

 

挨拶や感謝、ねぎらいの言葉など、主体的にコミュニケーションをとるよう意識しましょう。

 

これにより、相手との距離が縮まり信頼関係を構築できます。

 

その結果、業務の場でも報告・連絡・相談などを円滑で密に行えるようになり、最終的にご利用者様満足につながるでしょう。

 

3.意見や助言に耳を傾ける

お互いの専門的な意見に、積極的に耳を傾けましょう。

 

専門分野が違うからこそ気付けることもたくさんあります。

 

例えば、医療的な観点からは、専門知識を有している看護師の意見はとても貴重です。

 

他方、ご利用者様に最も身近で寄り添う介護職は、日常の悩みや思いなど多くの健康面以外の情報を把握しているので、介護職だからこそ気付けることもあります。

 

お互いの意見やアドバイスに耳を傾けそれぞれの観点からの情報を集約して有効活用することで、ご利用者様の抱える課題を効率的に解決できるようになるでしょう。

 

自分の立場や役割に誇りを持ちつつ、お互いに尊重し合いましょう。

 

それにより、最も幸福になるのは他でもなくご利用者様ですよ。

 

まとめ

 

では、最後におさらいをしましょう。

 

今回解決した悩み・疑問はこの3つでした。

 

1.介護と看護って何が違うの?

2.介護職と看護師の役割はどう違うの?

3.介護職と看護師の給料はどのくらい違うの?

 

介護と看護の役割の違いが明確になったことでしょう。

 

また、「職種」、「業務内容」、「資格」の3つも違うことも分かりましたね。

 

さらに、介護職と看護師の給料の違いも知ることができたと思います。

 

そして、お互いに強調し連携することの大切さとそのためのポイントも理解できましたね。

 

両社に優劣はなく「ご高齢者や疾患のある方などをサポートする」点では、介護も看護も本質は同じだということを知っておきましょう。

 

そのうえで、自分の目ざす将来像を踏まえ、介護と看護のどちらの道を選択するのが良いかをしっかり吟味して転職活動を始めてくださいね。

 

では、今回はここまでです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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