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介護と介助は似てる?その違いと内容、種類を介護経営者が解説!

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この記事で解決できる疑問・悩み

1.介護と介助って何が違うの?

2.介護と介助はそれぞれどんなことをするの?

3.具体的な介助の方法を知りたい

 

今回は、この全ての疑問やお悩みを解決します。

 

記事を書いている人

Ke

職業:介護施設経営、経営コンサルタント

経歴:大手証券(営業)→大手不動産(経営企画)→大手転職サービス(部長)→起業(代表取締役)

1,000人以上の面接・採用意思決定を経験し、介護施設を10年経営しています。

"経営者(採用する側)"の視点から、求職者(採用される側)の方を成功に導くお仕事情報をお届けしています。

 

この記事のゴール

1.介護と介助の違いが分かる

2.介護と介助それぞれの内容が分かる

3.介助の方法とポイントが分かる

 

「介護と介助ってどう違うの?」という疑問を持つ方は多いでしょう。

 

でも、正しく答えられる人は少ないかもしれませんね。

 

この2つは、似ているようで実は明確な違いがあるんですよ。

 

そこで今回は「介護と介助の違い」を明らかにしながら、「それぞれの目的や内容」について解説します。

 

また、介助には「4つの段階」があることと、主な介助の「6つの種類と方法」についても紹介します、

 

読み終えると、その違いとやるべきことが明確になり、介護職の仕事に一層興味が湧いてくるはずですよ。

 

それでは、始めましょう!

 

介護と介助の違いとは

 

まずは、介護と介助の違いについて説明しますね。

 

介護とは、人の助けがないと日常生活を送るのが難しい方に対し、満足して自立した生活ができるよう、あらゆる面で支援を行う「行為全般」を指します。

 

一方、介助とは、上記のような方に対し、サポートを行う「行為そのもの」を指します。

 

介助には、食事や入浴、排泄などのサポートがあり「介護」を実現するための手段といえますね。

 

「介護」という大きな枠組みの中の1つに「介助」が含まれている、とイメージすると良いでしょう。

 

なお「介護の仕事を覚えられない」とお悩みの方は、こちらの記事で解決できますよ!

 

仕事を覚えられない3つの原因仕事を覚えられない人の4つの問題点を明らかにしながら、仕事を覚えられない時の4つの対処法を詳しく解説しています。

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介護の内容とは

ここでは、介護に含まれる内容について見ていきましょう。

 

介護とは、ご利用者様が満足して自立した生活ができるよう、あらゆる面で支援を行う「行為全般」と説明しました。

 

その行為の内容は、主に下記の4つがあります。

 

介護の4つの内容

1.身体介助

2.生活援助

3.メンタルケア

4.社会的援助

 

では、1つずつ解説します。

 

1.身体介助

「更衣」、「食事」、「入浴」、「排泄」など、日常生活を送るために必要な動作の介助をすることで、ご利用者様の身体に直接触れて行います。

 

2.生活援助

「掃除」、「洗濯」、「調理」、「買い物」など、ご利用者様の意思を尊重して生活の援助を行うことです。

 

身体介助と違って、ご利用者様の身体に触れずに行う業務ですね。

 

3.メンタルケア

「老い」や「病気」、「将来の生活」など、ご利用者様が抱える精神的な不安を解消するよう支援を行うことです。

 

認知症への理解などの専門知識も必要となります。

 

4.社会的援助

介護を必要とする方を社会全体で支えていく試みで、介護保険制度を活用して介護サービスを利用することなどを指します。

 

なお、介護現場には決して使ってはいけない言葉が10種類あります。

具体的に学びたい方は、こちらの記事を読んでください。

 

読み終えると、使ってはいけない言葉正しい言葉遣いについて知識が深まり、スキルアップを実感できるようになりますよ!

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介助の内容とは

 

次に、介助の内容を見ていきましょう。

 

介助は、サポートを行う「行為そのもの」と解説しましたね。

 

つまり、介護を実現するために不可欠な「手段」です。

 

また、介助の内容や程度は1人1人違うため、個々の方の実情に応じて適切に行わなければなりません。

 

なお、介助は一般的に身体介助を指し、主に下記の6つがあります。

 

介助の6つの内容

1.移乗介助

2.更衣介助

3.歩行介助

4.食事介助

5.入浴介助

6.排泄介助

 

こちらは、後ほど1つずつ解説していきますね。

 

介助には4つの段階がある

 

介護と介助の違いが分かったところで「介助には4つの段階がある」ことを紹介しますね。

 

介助は、その方の状態に応じて必要な「程度」を4つの段階に分けています。

 

それは、下記の4つです。

 

介助の4つの段階

1.自立

2.一部介助

3.半介助

4.全介助

 

では、それぞれ説明します。

 

1.自立

基本的に、1人である特定の行動ができる状態を指します。

 

人の助けを借りなくても自力で生活を送れるため、介助をする必要はありません。

 

2.一部介助

基本的に自分で行動できるものの動作に不安があり、何らかのサポートが必要な状態を指します。

 

自立に近いものの、見守りや誘導などの簡単なサポートが求められますね。

 

3.半介助

一部介助よりも多くのサポートが必要ながら、ご本人の能力もまだ残っている状態を指します。

 

例えば「声かけをすれば着替えができる」、「支えがあれば転ばずにゆっくり歩ける」といった状態ですね。

 

4.全介助

ある特定の行動について、手助けがあっても自分では行うことができない状態を指します。

 

そのため、日常生活における行動の全てにおいて介助をする必要がありますね。

 

 

一部介助、半介助の段階では、ご本人の残存能力によって介助の内容は変わってきます。

 

また、歩行では介助が必要なものの食事は自立して摂取できるなど、動作によって必要な介助の段階が異なるケースも少なくないことも覚えておきましょう。

 

なお、介護の本来の目的は「ご利用者様が自立した生活を送るためのサポートをする」ことです。

 

そのため、ご自分でできることまでサポートしてしまう「過剰な介助」は、残存能力まで奪ってしまいかねません。

 

大切なのは「現在の能力をできるだけ維持できるよう意識して介助する」ことです。

 

そのために、どこまでをサポートすべきなのか、しっかりと見極めることが重要ですね。

 

6種類の介助の方法とポイント

 

ここでは、前述した介助の6種類の内容について、方法とポイントを解説します。

 

改めて、6種類を見てみましょう。

 

介助の7つの内容

1.移乗介助

2.更衣介助

3.歩行介助

4.食事介助

5.入浴介助

6.排泄介助

 

では、順に説明しますね。

 

1.移乗介助

ベッドと車椅子の間を自力で乗り移るのが困難な場合の介助ですね。

 

移乗時に落下することで皮膚をすりむいたり、打撲や骨折のリスクがあります。

 

また、立ち上がる際にめまいや立ち眩みで転倒することもあるので、細心の注意が必要ですよ。

 

移乗介助の際は、ベッドと車椅子の間に隙間ができないようにし、高さを合わせます。

 

落下や転倒を避けるため、車椅子にブレーキがかかっているかも確認しましょう。

 

さらに、車いすでの移動の際は、フットレストの上に足を乗せないと足が床に引っ掛かり骨折につながることもあるため、気をつけましょうね。

 

2.更衣介助

毎日着替えをする目的は、清潔を保つためだけではありません。

 

気分転換になるほか、ボタンのつけ外しやファスナーの上げ下げなどに指先を使うため、脳の活性化につながるリハビリにもなるんですね。

 

なお、高齢になるとバランスを崩しやすくなるので、着替えの最中は転倒に十分注意しなければなりません。

 

また、気温の変化に弱いため、冬場は服を脱いだ状態でも寒くないよう室温には気をつけましょう。

 

さらに、仕切りなどを使用し更衣の様子が他の方に見えないよう、プライバシーへの配慮も重要です。

 

そして、ご利用者様の自立支援のためには、全てをサポートするのではなく、自分でできることは行っていただくようにすることも大切ですね。

 

マジックテープで留めるタイプや伸縮性のある素材の衣類にすることで、ご自分でできることが増え、残存能力の維持につながりますよ。

 

3.歩行介助

トイレや浴室などへ歩いて移動する際の介助です。

 

常に転倒のリスクがあることを意識し、ご利用者様の歩くペースに合わせなければなりません。

 

歩行介助には、ご利用者様を傍から見守る「見守り介助」、密着して行う「寄り添い歩行介助」、向き合って両手を握って行う「手引き歩行介助」がありますね。

 

介助者の立ち位置は、ご利用者様が杖を使っている場合は利き手で杖を握っていただき、その反対側へ立ちます。

 

また、身体の片方に麻痺がある場合は、麻痺のある側に立つのが基本ですね。

 

第一歩を踏み出す時は、事前に声かけをしてタイミングを合わせることも大切ですよ。

 

4.食事介助

高齢になると「食べることだけが楽しみだ」という方も多いですよね。

 

でも、食べ物を噛む力や飲み込む力は低下しているので、誤嚥(ごえん)を起こしやすくなります。

 

誤嚥とは、食べ物や飲み物が食道ではなく気管に入ってしまうことで、最悪の場合、のどに詰まり窒息死に至ることもありますね。

 

それを防ぐには、正しい姿勢でゆっくりと無理のないよう摂取していただくことが重要です。

 

介助が必要な方には、介助者が真横に座り、しっかり飲み込んだかを確認しながら少量ずつ提供する必要があります。

 

また、料理の温度や大きさ・柔らかさにも配慮し、適温のものを必要に応じ刻んだりとろみをつけて提供するなどの工夫も求められますよ。

 

5.入浴介助

入浴も更衣と同じように、清潔保持だけでなく気分転換や精神面の満足につながりますね。

 

でも、高齢の方にとって入浴は、我々が思っている以上に大変な行為です。

 

体調変化を常に注視する必要があるほか、浴室は滑りやすく、また浴槽内で溺れることもあるため、付きっきりで介助する必要があります。

 

そして、入浴の前には血圧や体温を測定し、体調に問題がないかを必ず確認しましょう。

 

身体を洗う際には、肌に傷をつけないよう柔らかめのスポンジなどを使用することも大切なポイントですね。

 

また、急激な気温の変化に弱いため、冬場には脱衣所と浴室、お湯の温度に十分注意し、ヒートショックを防ぐよう努めましょう。

 

6.排泄介助

排泄は、誰もが人に見られることに羞恥心を抱く行為なので、介助する側もご利用者様の気持ちや尊厳を十分意識しましょう。

 

排泄介助には、ご利用者様の身体能力に応じ「トイレ介助」のほか、ポータブルトイレやオムツ類を使用する介助もあります。

 

自立歩行ができる方は、歩行介助を行いつつ便座に座っていただきますが、安全のためトイレには必ず手すりが必要です。

 

また、トイレまでの移動が困難な方は、ベッド横にポータブルトイレを設置し移乗介助のもとで排泄していただきます。

 

そして、寝たきりの方にはオムツ類を使用していただきますが、オムツの着脱の後は陰部の清拭(濡らした温かいタオルで身体を拭くこと)を行います。

 

なお、陰部を清潔に保たないと感染症リスクにつながるため、羞恥心を言い訳に乱雑に行ってはいけませんよ。

 

まとめ

 

では、最後におさらいをしましょう。

 

今回解決した悩み・疑問は以下の3つでした。

1.介護と介助って何が違うの?

2.介護と介助はそれぞれどんなことをするの?

3.具体的な介助の方法を知りたい

 

「介護」という大きな枠組みの中の1つに「介助」が含まれていることが分かったことでしょう。

 

また、「介護」と「介助」それぞれの内容も理解できたと思います。

 

そして、介助には4つの段階があることと、6つの種類とその方法、ポイントが明確になったのではないでしょうか。

 

介護と介助は異なるものですが、人を手助けするという意味ではどちらも同じです。

 

ご利用者様が自立した快適な日常生活を送るための「介護」と、それを実現するためのサポートである「介助」は切り離すことはできません。

 

そして「介助」を担うのが介護職の役割で、ご利用者様の命を預かる尊い仕事です。

 

「介護の仕事をしてみたい」という方は、この記事をきっかけに介護職に一層興味を持ってもらえたら嬉しいですね。

 

そして、介護業界への転職に成功し、知識やスキルを習得し早期に戦力化することを願っています。

 

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では、今回はここまでです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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