あなたの部下や後輩がゆとり世代で仕事をしない、仕事ができないことがあるでしょう。
「ゆとり世代」という言葉:一貫して「怠けたい/頑張りたく無い気持ち」
- 残業や定時で帰り有給をやたら使う
→プライベート重視 - 仕事がしない・できない
- 仕事に対して責任感が無くメンタルが弱く根性が無い
以上のことに2つ以上当てはまる後輩や部下が思いつくのであれば、その方は「ゆとり世代」の被害者かもです。
ゆとり世代を作ったのは紛れもなく政府で、学校教育などに問題があります。
あなたに勘違いして頂きたく無いのは、ゆとり世代の人たちは「自分から選んだゆとり世代に生まれてきたのでは無い」を知ること。
売り手市場で人材不足が嘆かれている昨今、その「ゆとり世代」の方々ともうまく付き合い、仕事ができる人材に育てないといけません。
- ゆとり世代の方を理解しある程度時間をかける覚悟で
- 怒ったり人格否定ではなく正しく叱る
- 上の世代に負けない人材に育てること
が、ゆとり世代のポイントです。
※本記事では、学校で週5日制で教育を受けたと思われる1987年4月2日 ~2004年4月1日に生まれた方々に対して「ゆとり世代」と便宜上呼んでいます。個々人の差によるところも理解しておりますので予めご了承ください。
目次
部下や後輩がゆとり世代
ゆとり世代ってそもそも何でしょうか?
ゆとり世代
ゆとり教育の期間中に学校教育を受けた世代は1987年4月2日生まれ~2004年4月1日生まれ(1987年度~2003年度生まれ、現在13~30歳)である。
引用:ニコニコ大百科
上記の年代に生まれた人を一括りにゆとり世代と呼びます。
- 学校週五日制
- 円周率は3.14→さらに後半の世代では3
など、昭和に生まれた方に比べると教育での負担が軽くなっているのが特徴です。
その上、仕事があまりできないのであれば、尚更「ゆとり世代が、甘いんだよ」と思われるのも頷ける気がします。
しかし彼らは好き好んで「ゆとり世代」に生まれた訳では無い
彼らゆとり世代の方からすれば、「好きでゆとり世代に生まれた」のではありません。
ですから、彼らの仕事に対するスタンスは個人の人間性による部分もありますが。
しかし彼らゆとり世代は時代背景の被害者でもあることは認識しておいた方が良いかもしれません。
特徴①仕事をしない・仕事ができない
実際は置いておき、仕事をしないし、できない人が多いとされています。
これは仕事に対する姿勢の問題が大きいです。
- 仕事を聞く時にメモをしない
- 自己中心的で、周りを考えない
などなど。
あなたからすれば、仕事をしないし、仕事もできないのは考えられないでしょう。
しかし、彼らゆとり世代にとってはそれが普通だったりするのです。
特徴②:プライベート重視(有給・定時帰り)
プライベートを重視する考えが一般的です。
ワークライフバランスという考えをするのが一般的で、仕事を一番に重きを置いていない人が多いとされています。
仕事よりもプライベートを充実させる為に、
- 有給の消化日数が多かったり
- 定時で帰ることが多かったり
します。
しかし、何も就業規則外のことではありません。
ここは非常に重要です。
彼らは自分に甘いのではありません。(甘い部分もあるかもしれませんが...)
価値観が違う、と捉える方が今後の社会情勢を考えても懸命です。
特徴③:責任感が無くメンタル弱く根性が無い
仕事への責任感が無く、メンタルも弱く根性が無い人が多いです。
昔の働き方であれば、
「根性だ!やればできる!」
が当然で、荒療治ながらも実際にそれでメンタルや根性もつきました。
「義理人情を重んじろ!」
と言われ、目の前の自分の仕事に対して当事者意識を最後まで持ち、自分で尻拭いもします。
しかし、今の日本はこれと真逆の価値観を持っています。
「根性論は古い。効率ややり方を考えて最低限の努力で達成するぞ!」
「自分のことを重んじ、大切にしよう」
と。
これはどちらが良いという話では無く、実際こういう風潮がありますよということです。
実際にこの価値観によって育ったゆとり世代の方達は、上の世代の方に比べると根性やメンタルが比較的弱い人が多いです。
対処法・指導法:理解し長い目で行うこと
ゆとり世代の方への指導に手を焼いている人も多いかと存じます。
- ゆとり世代の方を理解しある程度時間をかける覚悟で
- 怒ったり人格否定ではなく正しく叱る
- 最終的には上の世代に負けない人材に育てること
以上の3つを守って、指導していくのが良いです。
一番重要なのは「ゆとり世代との相互理解」。
腹立たしく思われるかもしれませんが、まずあなたからゆとり世代を理解してあげないといけません。
そして、今後、新しく入社する若い新人は「ゆとり世代」の人たちなのです。
ですから、ゆとり世代の方々への対応方法を学ぶことはあなたの責務であります。
グッと堪えるところは堪え、叱るところはしっかりと理解できるように説明しましょう。
一番のポイントはあなた自身の価値観を一旦壊し、柔軟に考えることです。
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