仕事の重圧が耐えられない、逃げたい時の対処法は
- 上司がいる場合は、都度報告する
(報告して上司の責任にしてしまう) - とりあえず立ち向かうことに集中する
(逃げると恐怖は2倍になり、立ち向かうと恐怖は半減する) - 仕事でもし失敗しても、全く問題ない
(失敗は成功の母。死にはしない。) - 成功と失敗どちらのイメージもしておく
(成功のワクワクと失敗した時のリスクを先に把握する)
以上4点を事前に把握しておけば大丈夫です。
プロジェクトの成否があなたにかかっているというのは本当にプレッシャーでしんどいですよね。
仕事が終わって家に帰っても思い出して気が気じゃなくなる。
「失敗したらどうしよう」
「こんなこと手を上げなければ良かった」
「引き受けなければどれだけ楽だっただろうか」
少しでもぼーっとすると、プレッシャーを思い出し、ひどい場合は過呼吸になっています。
でも安心してください。
もし達成できなければ、世間の目もあり一生の汚点となっていたかもしれません。
しかし、あなたはどうでしょう。
イチローほどの大舞台でもなければ、失敗しても大したことはありません。
重圧がかかる渦中かかっている当のあなたはそれどころではないのでしょうが、まずはあなたの状況を客観的に理解するところから始めましょう。
仕事の重圧が耐えられない
仕事の重圧が耐えられない時ってありますよね。
「このプロジェクトが早く終わって欲しい」
「失敗してお客さんに怒られるのが嫌だ」
「納期が守れなかったらどうしよう」
考えるたびにネガティブになります。
でも大丈夫です。
人間はポジティブなことより、ネガティブなことを考えるようにできています。
太古の昔、狩猟時代は少しでも気を抜けば、巨大動物や野蛮人に食うか食われるかの世界でした。
そんな時代では少しの不安要素でも命を落とすかどうかの致命的な問題だったのです。
人間はその当時の脳みそから、ほぼ変わっていません。
ですので、人間は命に関わる問題を避ける為にポジティブなことよりネガティブなことに過剰に反応するようになったのです。
ですから、「仕事の重圧に耐えられない」と思うのは仕方がなこと。
上司がいる時は、仕事経過を都度報告する
あなたがそのプロジェクトを進めている際に上司がいる場合は、その上司に仕事を都度報告をするのが良いでしょう。
理由として、上司に報告する度に、そこまでの上司に対する責任は上司にうつるからです。
「上司に報告する」というのは基本的なことで、社会人になりたての頃は良く指導されたことでしょう。
めんどくさいと感じられたことがある人も多いでしょう。
しかし、本質は違います。
報告をする度に、上司に責任をなすりつけることができます。
ですから、あなたが仕事の重圧に耐えられない時は、こまめに仕事の状況報告をすると良いのです。
上司自身もあなたの仕事状況が把握でき、また、あなた自身も重圧を一人で抱え込まなくてすみますのでWin-Winになります。
とりあえず立ち向かうことに集中する
「重圧から目を背けてしまいたい」と思われることもあるでしょう。
逃げることができれば、精神的にどれだけ楽になるでしょうか。
しかし、逃げると実は恐怖心がアップします。
恐れは逃げると倍になるが、立ち向かえば半分になる
ーW・チャーチル(元イギリスの首相・軍人・作家)
- 逃げでも本当の意味で重圧からは逃れられない
- 逃げようとネガティブになっている時間は成功の可能性を低くする
というのを、人は無意識に分かっています。
しかし、ある種逃れることから諦め、立ち向かう覚悟を決めると恐怖は半分になります。
失敗しても「まあ仕方がないか」とも思えるのです。
ですので、成否は置いておいてまずは立ち向かうことに集中するのが正解であります。
成功しても失敗しても死にはしない
たとえ失敗しても死にはしません。
当たり前ですね。
失敗しても、かすり傷程度でしょう。
言葉では理解できても、失敗は怖いですよね。
「死ぬこと以外はかすり傷」
でも事実として死にはしない。
もしあなたがやっているプロジェクトが命に関わるのであれば、その時はじめてプロジェクトから降ることを考えるべきなのです。
成功と失敗どちらもイメージする
仕事の重圧があるということは、それだけ成功した時のインパクトは大きいでしょう。
その達成したところも、実際あり得る話ですからイメージしてみましょう。
そして、最悪失敗した時のことも考えておくのがポイント。
失敗した時、何が起きるのかをリストアップする。
- 取引先に迷惑をかける
- 最悪の場合、クレームになる
- 社内の人に多少迷惑をかける
- 予算が無駄遣いになる
などなど。
リストアップして、頭の外に出すと意外に気持ちが楽になります。
「あ、こんなものか、大したことないな」
と。
一度、紙かスマホのメモに実際書き出すことをおすすめします。
失敗した時はあなたはしっかりと反省し次は成功できるようにする。
そして、謝って回れば終わります。
あなたは莫大な借金を背負ったり、命には囚われることはありません。
仕事の重圧とは上手に付き合い、安心して挑戦しましょう。