同じことを繰り返す単純作業や工場のライン作業で時間が経つのが遅いと感じますよね。
- ゲーム感覚で仕事をする
(30分でどれだけ完成させられるか等) - 他のことを妄想する
- あえて本気で作業をしてみる
というのが時間が経つのが早くなるのオススメですよ。
単純作業やライン作業というのは、仕事を覚えるまでは大変ですが覚えてからは基本的に「簡単」になります。
人間は目の前の物事に刺激を求める生き物です。
仕事が簡単になってくるとつまらなくなります。
「あれ、これだけ作業したのにまだ15分しか経っていない」
「時間が経つのが遅すぎる...」
「やっと午前が終わった....。これと同じことを更に午後も繰り返すのか」
こんな気持ちになりますよね...。
しかし、心の持ちよう次第では嘘のように時間が早く感じることは可能です。
本記事ではその意外な方法をご紹介します。
目次
単純作業や工場でのライン作業は時間が経つのが遅い
単純作業や工場でのライン作業は、覚えるまでは大変ですよね。
「私もこの作業を先輩方のように○秒以内にできるようになるのかな?」
と。
はじめのうちは、少しでも早く終わらせよう、作業を早くしようと必死です。
先輩方について行ったり、時間内に終わらせることに精一杯。
そんな時、時間は一瞬で経っているもの。
しかし、慣れてしまえば時間内に余裕で終わらせることができます。
後輩にもコツを指導できるようになるでしょう。
そんな時、その単純作業が限りなくつまらなくなります。
必死さも必要でなくなり、刺激がなくなります。
単純作業なので、基本的に新しい仕事が増えることもありません。
「まだこんな時間か〜」など、毎日そんなことを思うのもシンドクなってくる人も出てきます。
ゲーム感覚で仕事をする
ゲーム感覚で仕事をするというのは効果的です。
目の前の単純作業に、自分なりの新しいルールを加えることで「新しい刺激」とする。
- この作業を30分100個達成させる
- 隣の人と勝負する
- 買った方はジュースを奢る
などなど、何かしらルールを加えるのです。
それだけでも人は新たな刺激として、楽しめるようになります。
注意点:ゲームに躍起になって質だけは落とさないように
ゲームに夢中になると、意外にも時間が経つのを忘れ集中できるようになります。
そんなスピードを重視するあまり、一つ一つの質が落ちてしまう恐れがあります。
「ミスしている状態で、ただただ数だけこなした」など、後のラインの工程の人の迷惑になったり、上司に怒られたりすることになりかねません。
質だけは保ちながら、数をどれだけ重ねるか?時間をどれだけ短縮できるか?を追求しましょう。
他のことを妄想しながら作業する
他のことを妄想しながら作業するのは、時間が遅いと感じている時は効果的です。
作業に慣れてくれれば余裕でできるようになります。
「今日の夕食は何を作ろうかな?」
「好きなアーティストの音楽を頭の中で流す」
など、自分が好きなことやポジティブなことを永遠と考えながら行うのがベストです。
そして気づけば、こんなにも作業を達成させられていた。
もう帰る時間か、と。
この妄想作戦は、ハマる人には結構ハマるのでオススメです。
逆に、この妄想するのが苦手な人もいますので、そういった方はゲーム方式を取り入れるのが良いです。
注意:工場でのライン作業中は妄想はNG
しかし、工場では「他のことを考える妄想」はご法度なのでやめておきましょう。
理由は、工場には様々な機械があり、安全第一です。
おそらく朝礼などで、「安全について」日々注意喚起されているはず。
昨今ではニュースなどでも、工場での怪我が相次いでいます。
決して人ごとではありません。
目の前の作業に集中し、自分の安全は自分で守りましょう。
あえて単純作業に本気で取り組んでみる
あえて目の前の作業に本気で取り組んでみるのも「あり」です。
慣れてきた作業はある種「オート」で行えるようになります。
ですので、そのオートで行える作業にあえて本気で取り組んでみるのです。
頭の中で一つ一つの動作を言語化しながら進めるイメージ。
「この部品を手に取る」
「この部品をここにはめる」
「書類を取り、封筒を開ける」
そして、一つ一つのクオリティに今更こだわってみる。
すると意外な発見が見えてくるかもしれません。
「あれ?ここってこんな模様があったんだ」
「こういう形をしていたんだ」
など。
そんな発見をしながら行うと、脳に新たな刺激になるので、飽きを多少なりとも軽減できます。
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修行と割り切るのもあり
もはや苦行と感じる域に達してらっしゃるかもしれませんね。
そんな時は「修行だ」と割り切ってしまうのもありです。
心を乱さず、目の前のことを嫌になりながらも淡々と続けること。
滝行をイメージしてもらえると分かりやすいかと思います。
意外とそういう心構えで仕事をしている時、心が鍛えられています。
現代人はスマホやSNSの普及によって注意力が散漫になっていますから、単純作業やライン作業に従事し、「ただ目の前に集中する機会」があるのはむしろラッキーなことです。