上司に何か指摘をしたり意見を言った場合に「結果を出してから言え」と言われる時、不服に思うかもしれませんが実はあなたは間違っていません。
ココがポイント
対処法としては身も蓋もありませんが「最短で結果を出す」ことです。
もし最短で結果を出すことに自信がないならば、一旦静かにしておきます。
そして、淡々と目の前の仕事に取り組み「結果を出した後」に主張をしましょう。
注意点としては、あなたの言っている内容が
- 会社の業績に向上することに繋がっている
- 社内の環境を良くすることに繋がっている
のであれば、OKです。
単純ですね。
とは言え「結果を出してから言え」と言われていると言うことは、あなたは上司から見て満足のいく結果を「今」出してはいないということ。
今言う必要があるのなら、言う。何が何でも言う。緊急性を要する場合などですね。
しかし「今」出していないだけであって「近い将来」に結果を出してから言うのがベストです。
「近い将来に結果を出せる覚悟が自分にあるのかどうか?」
あなたは心の中で自問自答しながら、上司に自己主張すべきかタイミングかどうかを判断しましょう。
目次
上司に結果を出してから言えと言われる
「上司に結果を出してから言え」と言われることがしばしばあります。
ここで「結果を出してから言え」と言う上司の心理を分析して見ましょう。
上司の心理「あなたは口だけで結果がなく、説得力がない。」
上司の心理はこうです。
「あなたは口だけで結果がないので説得力がない。生意気を言うな!」
と思っていることでしょう。
あなたも間違っていませんが、もし実際にあなたが上司が納得いくほどの結果を残していない可能性も高いです。
その場合、上司も間違っているとは言い難いといえます。(少し悔しいですが...)
例えば、極端な例ですが
- 家で寝転がっているニート
- 大手企業の社長
以上の2名が「幸せはお金ではない」と言ったとしましょう。
前者の場合はどうですか?
世の中に価値を出していない人に言われても「お金持ちに嫉妬しているだけじゃん」と思われるでしょう。
しかし大企業の社長に上り詰め、お金を持っている「結果」を持っている人に言われたらどうでしょう。
「お金を持っているこの社長が言うんだから、幸せはお金じゃないんだな、そんな意見もあるんだな」と納得できませんか?
あなたの状況の細かいところまでは分からないので一概には言えませんが、上司にとってあなたは「家で寝転がっているニート」側の人間である可能性が高いのです。
対処法①:最短で結果を出す
単純に最短で結果を出せることができれば、「結果を出してから言え」と言う前言を撤回させることができます。
単純に結果を出しているから、ですね。
まずは、「結果を出してから言え」と言う言葉を飲み込み、なんとしてでも最短で結果を出しましょう。
結果にコミット、ですね。
もし結果が出なかったとしても「コイツ、やるな」と思わせることができれば勝ちです。
どうしても上司に何かを飲んでもらいたいことがある場合、鬼に取り憑かれたように仕事をして結果を出して見返してやりましょう。
注意点:プライドが高く社内で権力がある人にはやらないほうが懸命
部下からの意見ウェルカム系の寛容なタイプの上司であれば、あなたもどんどん(失礼なきよう)提案すべきです。
プライドが高い人には、この作戦はやめておいた方が良いでしょう。
理由は単純で、あなたが結果を出す前に「潰されてしまう」可能性があるからです。
特に、会社にしがみつき仕事ができない上司は、「社内政治」の力でその地位に就いた可能性が高い。
あなたが思っている以上に見えないその力は強く、あなたが最短で結果を出す前に
- 異動させられる
- 仕事を振られなくなる
と言った「潰されてしまう」ことだけは回避しないといけません。
ではどうすれば良いのでしょうか?
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対処法②:結果を出した後にもう一度主張
結果を出した後にもう一度、堂々と提案しましょう。
ですので、一旦は目の前の議論に戦略的に「負けておく」のが懸命です。
「結果を出してから言え」
「..分かりました。生意気言ってすみませんでした。今後、気をつけるようにいたします。」
と、大人の対応をして、引いておきましょう。
あなたの心の内に闘志は秘めたままにしておき、着々と上司が納得する結果を出す準備を進めましょう。
そしてこの方法はあなたに「最短で結果を出す自信がない時」にも使えます。
目の前の勝負と言う「短期戦」で負け、将来的に自分の主張を通すための「長期戦」で勝つと言う考え方も重要です。
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本当に言わなければならないことは結果なんて関係ない
しかし、本当に上司にすぐ指摘して言わないといけないこともあります。
- 他の人が本当に困っている場合に助けて欲しい提案
- 自分がどうしても譲れなくて緊急を要する場合
そんな時は何があっても、すぐに言いましょう。
結果なんて関係ない。
例えば、
- 他の人が実はいじめられてて助けてあげて欲しい
- 自分の親が危篤で一時的に帰省しないといけない
と言った場合に「結果を出してから言え」もクソもありません。
また、そんなクソ発言をする上司のもとで働いているのであれば、転職する方が良いです。
あなたはそんなザコ上司の元で働くことで成長機会を見失っている可能性が高い。
常識がある上司が所属する会社なんてのは、このご時世余りあるほどありますから。
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