上司が馴れ馴れしい態度を取るのは
- あなたと心の距離を近づけたいが、上司が空回りしている
- 単純に自尊心、承認欲求を満たしたい
- あなたを派閥に加えたい
からです。
「いつそんなに仲良くなった?」
「なぜそこまでプライベートのことを言う必要があるの?」
と感じることもありますよね..。
部下や後輩であるあなたの上司への接し方はどうでしょうか?
- 上司に対して変にかしこまりすぎている
(過剰な敬語など) - 自分からは話しかけたり話題を降らない
- そもそも舐められている
といったあたりに心当たりがあるのであれば、それが上司の馴れ馴れしさを引き出すことになっている可能性があります。
損をしないためにどうするか?
上記3つの逆の態度を取ることが馴れ馴れしい態度を取る上司へのカウンターになります。
- 上司に対して過剰な圭吾ではなく「丁寧語」で喋る
- 自分から話しかけたりたまには話題を振ってみる
- 自分の意見は言葉を選びハッキリと言う習慣
目次
馴れ馴れしい態度の上司の心理や特徴
馴れ馴れしい態度の上司って「もうっ嫌!」ってなりますよね..。
過去の私もそうでしたが、社会人歴が短い人ほど「馴れ馴れしい上司」を苦手とする人が多いように思われます。(いや、誰だって苦手です..。)
あなたと心の距離を近づけたいが、上司が空回りしている
あなたと心の距離を近づけたいが、上司が空回りしているケースですね。
この場合は、決して上司が「悪」という訳ではない所が厄介。
あなたが「馴れ馴れしさを感じる」と言うことは、他の人も感じている可能性が大です。
- 心の距離を近づける
- 馴れ馴れしく接する
という2点を混同しています。
単純に自尊心やプライド、承認欲求を満たしたい
上司が心の距離を近づけたい場合であれば「あなた」も重視されていますが、こちらは上司が自分のことしか考えていません。
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上司、役職持ちの方は、その職務の性質上「孤独」がつきものです。
しかし、あなたはあなたで上司の承認欲求を過剰に満たす必要はないです。
過剰に満たしすぎると上司にとってあなたは「承認欲求を満たしてくれる人」というイメージを植え付けてしまい、馴れ馴れしさが加速する恐れがあります。
あなたを派閥に加えたい
人間の中の「動物としての本能」と言いましょうか。
出世争いや、縄張り争いに近いかもしれませんね。
あなたを派閥に加えることで、社内でのその上司のポジションを確固たるものにしようという企みの可能性があります。
「いや、うちの会社はそんなことないよ」
と思われるかもしれません。
しかし、会社がどれだけ実力主義をうたっていようが、最低限の社内政治はつきものです。
その社内政治を優位に進める為にあなたを取り込もうとしている可能性があります。
損してる?部下や後輩のあなたができること
そんな「馴れ馴れしい上司」を持つ部下や後輩である、あなたができることもあります。
あなたと上司の関係性といった状況によりけりですので、自分の状況と照らし合わせながら活用してみてください。
過剰な敬語ではなく丁寧語で喋る
過剰な敬語を使ってしまってはいませんでしょうか?
それは馴れ馴れしい上司には逆効果で、それをいいことに更に馴れ馴れしさに拍車をかけてしまっている恐れがあります。
「丁寧語」で接することが重要です。
丁寧語でいきすぎると「あなた自身が上司に馴れ馴れしくなってしまう」恐れもあるので注意してください。
ポイントとしては、
- 直接や電話での会話ではフランクな敬語(=丁寧語)
- メールなどの文書では硬い敬語
がベストです。
フランクな敬語(=丁寧語)ですが例えば
〜致します
→します
〜で申し訳ございませんがお願い致します
→〜ですみませんが、お願いします
..細かいですが、このあたりを意識しましょう。
ただし、メールなどの文章の際には、その多少のフランクさに過剰に反応する上司がいます。
ですので、メールの際はしっかりと固めの敬語を使うと自分ルールで決めた上で上司に接してみましょう。
であれば多少フランクに喋っていても「メールではしっかり敬語使うやつだから自分(上司)に対して敬意あるんだな」と思わせることができます。
自ら話題を振ったり雑談を持ちかける
あなたはもしかすると上司に対して完全なる受け身になってしまっている可能性があります。
自分から上司に働きかけていない為に、上司からの過剰とも取れるコミュニケーションが発生しているかもしれないのです。
自ら話題を振ったり、雑談を持ちかけるようにすると「あ、なんだ話しかけてくるじゃん」と思い、馴れ馴れしさが軽減する可能性があります。
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自分の意見をハッキリと主張する
あなたが上司に「上司と部下」という立場の差以上に、人として舐められている可能性があります。
ここで上司の顔を思い浮かべて少しでも「イラっ」とされたのであれば、自分の意見をハッキリと主張するのは意外と効果的です。
話を合わせてばかりで、よくも悪くも「無害」な人であれば、上司はあなたを「都合が良い格下」している可能性があります。
しかし、自分の意見を主張できる人は、周りからも「一人の人」として認知されます。
何も大げさに主張する必要はありません。
会話をして行く流れで、「私はこう思います」を挟むようにすればOKです。
自分の考えを言うことは何も悪いことではありません。
初めは難しく感じるかもしれませんが、雑談等の際に「今日のアメトーーク楽しみです。」レベルから始めていきましょう。