会社のやり方についていけないと、あなたが思っているのであれば「最高」です。
- ついていけない理由が「倫理的(常識的)ではないからか?」を確認
- そうであれば、あなたには素晴らしい「譲れない思い」がある
- 「譲れない思い」を我慢するのはストレスだからやめておけ
- その素晴らしい思いの人材を求める会社はたくさんあるから転職すべし
会社のやり方についていけないにも関わらず働くのは、「いじめたらダメだと分かってるが、いじめっこを止めない」感覚に似ています。
ダメと分かっているけど〜ってやつですね。
「どうしても会社のやり方には賛同しかねる」
「そんなことやったらダメだって小学生のときに習ったよ」
「お金の為だったら何をしても良いのですか?」
「そんな数字達成できませんよ..」
「指示や言っていることがコロコロ変わる」
このような気持ちをお持ちですよね...。
などなど、私(人材業界の中の人)自身、求職者の転職支援をしている時、会社の意向に賛同しかねることが多々あります。
ですが、社会的・倫理的に反していることを平然とやっている会社の業績は、間違いなく傾きます。
あなたのその素晴らしい考えに賛同してくれる会社は必ずあります。
ですので、正直に言って転職するのがオススメです(具体的な手順も解説します)。
目次
会社のやり方についていけないのは最高
会社のやり方についていけない、と思うのは悪いことではありません。
むしろ「最高」です。
- 会社は人として間違っている
- どう考えてもおかしい
- なぜか自分も加担していて馬鹿らしい
などなど。
「会社のやり方についていけない」というその気持ちをどうか大切にしましょう。
では、そんな気持ちを持ってしまった場合、具体的にあなたはどう進めて行くべきでしょうか?
会社についていけない理由が「倫理的ではないからか?」
あなたが会社についていけない理由が「倫理的ではないからか?」をまず確認しましょう。
例えば、
- お金を儲けたいがために、明らかにグレー(不当)なことをしている
- しかし、あなたはそれについてダメだと思っている(あなたの倫理感◎)
- 他には上司の言っていることがどうしても納得できなかったり、
- できもしない数字を持たされる
- 指示や、言っていることがコロコロ変わる
こういった場合、あなたは倫理的に会社についていけないということです。
逆に、
- 遅刻をして注意をされた
- 敬語が間違っていて叱られた
(いずれも程度にはよります)
と言った、明らかにあなたに原因がある場合は、「倫理的に会社についていけない」とはなりません。
あなたには素晴らしき「譲れないポイント」がある
あなたには譲れない素晴らしきポイントがある、ということです。
「え?こんなことが素晴らしきポイントとなるのか?」
なります。
- 言っていることがコロコロ変わるのがついていけない
→あなたは一貫性をお持ち - 達成させられない高い目標を持たされる
→あなたは「常識的な売り上げ数字から逆算して目標を持つ方が重要」と思っている
などなど、「会社についていけない」と思っている時点で必ずあります。
ですから、どうかその思いだけは消さないようにしてください。
譲れない思いを我慢するのはストレスだからやめておけ
あなたの会社についていけない「譲れない思い」を我慢する必要は有りません。
ただあなたにとって「不毛なストレス」になるだけなのでやめておく方が良いです。
不毛なストレスは甘く見ない方が良いです。
本来であればついていけないはずなのに、知らず知らずのうちに「適応」してしまいます。
そのまま続けてしまうと、あなたが気付かぬうちに強大なストレスとなって、
- 精神的、肉体的に消耗
- 体調不調
と言った自体になりかねないからです。
「まあ、なんとか騙し騙し、今日まで働いて来れたからいいっか」
とは思わないでください。
今すぐその会社をやめないにしても、早めの対処や選択肢作りをしておく方が賢いやり方です。
あなたような素晴らしい思いを持つ人を求める会社は溢れるほどある
あなたのように「会社のやり方についていけない」という、素晴らしい思いを持っている人材を欲している会社は溢れるほど有ります。
現代の日本は仕事を探す求職者・労働者有利の「圧倒的売り手市場」です。
これは私が人材業界で働いている中でも強く感じていること
(これは秘密にしておいて欲しいのですが私は全企業様から「人はまだ見つからないのか?」と毎日詰められています...。)
求職者側からすると、仕事が溢れているということは間違い有りません。47都道府県全国的に。
ですから思い切って転職してみるのも有りでして、すぐに転職しないにしても「転職サイト」には登録しておくべきです。
ストレスを抱え続け動けなくってしまってからでは「登録さえも」できなくて手遅れになります。
転職サイトに登録し、面談担当者にあなたの思いをそのまま伝えましょう(これで転職先の採用可否に関わることは意外と有りません。)。
ですので、いくつか内定、求人の選択肢を持っておき、会社のやり方についていけない状態から脱却すべく「今」動きましょう。