上司に武勇伝をうざいと感じ、聞きたくないと思っている人も多いのが事実です。
上司が武勇伝を言ってくる理由と対策
- 誰も得をしない武勇伝を聞かせる心理は承認欲求と今に不満があるから
- 相槌だけは打っておく
- 武勇伝を聞くのは「仕事」と思って割り切る
上司が武勇伝を聞かせるのは、上司以外の誰もが得をしません。
しかし、昔輝いていて(?)今、頑張ることがメンドくさくなってパッとしない上司は武勇伝を語りがちです。
今が駄目だったとしても武勇伝で周りから凄いと思われるのであれば、上司にとってこれほど便利なモノ(=武勇伝)はありません。
あなたも「聞くのがうざいしメンドくさい。聞きたくない。」と思われるかもしれませんが、仕事の一環として割り切りましょう。
非常にお気持ちはわかります..。
相槌を打ちながらも、仕事と割り切り頑張りましょう。
(ちなみに補足として、その上司の武勇伝よりも大きな武勇伝をあなたが作ってしまえば、二度とあなたに言ってくることはありません。)
目次
上司の武勇伝がうざいから聞きたくない
上司の武勇伝を聞いている時間ほど人生無駄にしている感覚に陥ることはありませんよね..。
「昔は俺はこうだった」
「お前の年の頃には俺はこうだった」
「こんな大クレームを処理したこともあった。だからお前のその程度のクレームでビビってんじゃねえよ」
私は思いました。
「私からは今の上司しか見えないのに、実際の真偽も分からない昔のことを話すのはフェアじゃない。」
「今どれだけ輝いているか「今の実績」でドヤれよ!今の上司と俺で勝負だ。」
と。
しかし、過去の栄光を美化したがるのが人の常です。
こういうものはあるものだと、半分諦め、ではどう対処していくか?と頭をシフトさせた方が現実的。
対処法を紹介しますね。
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武勇伝を語る心理
上司が武勇伝を語る心理から紹介し、それを知った上で対処法を組み立てていきましょう。
心理①承認欲求を満たしたい
上司は営業や現場など、仕事の前線から離れマネジメントを主な業務としています。
ですから、前線時代よりもエネルギーが余っていますし、暇なのです。
人間暇であれば、自分の役割が無いかのような錯覚を起こします。
役割、仕事がしっかりとあればその仕事の中だけで人は満たされるので良いのですが、暇な人は仕事以外の方法で承認欲求を満たさないといけない。
そうです。
上司は武勇伝を語って、人から承認される必要があるのです。
あなたからその「承認」を引き出さないと、生きていけません。
大げさではなく本当です。
「忙しいくらいマネジメントの仕事の勉強をしろおよ」と思いますが、甲斐性は前線時代に置いてきたのでしょう。
心理②:今の現状に何かしら不満を持っている
今の現状に何かしらの不満を持っている可能性が高いです。
今の現状に満足をしていれば、今の栄光を語っていれば言い訳ですから武勇伝とは言いにくいでしょう。(武勇伝を過去の栄光語りとするならば。)
しかし、今、誇れるほどの実績が無い。
過去から引っ張ってくるしかない。
だから武勇伝を語るしかなくなるのですね。
対処法①:相槌だけは打っておく
武勇伝を聞くのは本当に嫌かと思いますが、上司と今後もうまくやっていかないといけません。
ですので、相槌だけはしっかりと打っておく必要があります。
不自然に盛り上げる必要はありませんから、「あなたの話を聞いていますよ」と思わせられれば良いのです。
そうすれば、上司も承認欲求を満たされますから。
わざとらしくする必要はありませんので、「はい。えーそうなんですね!すごいですね。」とだけ言っておけばOKです。
対処法②:聞くのも「仕事」と割り切る
武勇伝を聞くのも仕事と割り切るが重要です。
武勇伝を聞くときは雑談時や飲みの席なので、本来であれば「楽しむ」時間のはず。
しかし、武勇伝を聞いている時だけは別で、「楽しもう」と思わない方が良さげです。
おそらく数分、数十分で終わると思いますから我慢しましょう。
将来、あなたに部下ができたときに「こんな思いはさせない」と心に誓いましょう。
体験談:昔の話しかしない上司
私の過去の上司で、昔の話しかしない方がいました。
今の話をして、今後のことを話していきたかったのですが、どうも遮り、過去の話に戻ります。
「昔はこうだったんだけどね〜」
と。
「今、役員になっている○○さんは昔、一人でこれほどの売り上げをあげていたよ」と。
...いやいやいや、知らん!
と思っていました。内心では。
これって、私はフェアじゃないと思ったんですよね。
「その時の状況を知らないので真偽も分からないし、その時私は入社してないし、"今"で勝負しろよ」と。
でもそんな部下の気持ちまでは想像できないのが上司です。
承認欲求を満たすためならなんだってします。
あなたも武勇伝を聞きたくないと思ったのであれば、未来の部下には同じ想いはさせないようにしましょう。
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